デジタルガレージが「THE NEW CONTEXT CONFERENCE TOKYO 2022 Fall」開催、ローレンス・レッシグら登壇

THE NEW CONTEXT CONFERENCE TOKYO 2022 Fall 開催

デジタルガレージとDG Labが、「THE NEW CONTEXT CONFERENCE TOKYO 2022 Fall(NCC TOKYO 2022 Fall)」を11月4日に開催することを発表した。参加費は無料で、事前登録制となる。

このカンファレンスは、web3も含めた、最先端のインターネット技術やその周辺で生まれるビジネスに関心を持つ方々を対象としたもの。デジタルガレージ共同創業者の林郁氏と伊藤穰一氏がホストとなり、国内外の有識者とともに議論をしながら理解を深めるイベントだ。

2005年の初開催から23回目の開催となる今回の「NCC TOKYO」は、「Designing Our New Digital Architecture」がテーマ。世界中で誕生している次世代テクノロジーを俯瞰しながら、それぞれの分野のパイオニアとの議論を通じて、今後の「Digital Architecture」について考えてくという内容だ。

(C)デジタルガレージ

すべての人々の平等、多様性、繁栄、持続可能性といった、これからのグローバル社会での価値観を踏まえ、どのようにデザインするべきか。今まで、Webの世界を作りあげてきた国内外の有識者と、“Join”する参加者とともに、“New Digital Architecture”についてさまざまな視点から掘り下げていく場にしていくとのこと。

メインゲストとして、サイバー法の権威でクリエイティブ・コモンズの創設者であるLawrence Lessig氏(ハーバード・ロー・スクール教授)、NFTアーティストとして第一線で活躍しているPplpleasr氏、MIT Space Exploration Initiative(MITメディアラボ 宇宙探査イニシアチブ)の創業者兼ディレクターで宇宙建築プロジェクトなどを手掛けるAriel Ekblaw氏、先日デジタル大臣に就任し話題となった河野太郎氏らが登壇する。

また「NCC 2022 TOKYO Fall」開催の11月4日午後には、デジタルガレージが手がける、web3で次世代のビジネスに挑戦するグローバルインキュベーションプログラム「onlab web3」に参画するスタートアップ・プロジェクトによる「プレゼンテーション/受賞式」も同日開催される。

「THE NEW CONTEXT CONFERENCE 2022 Fall」開催概要

・日時:2022年11月4日(金)13:00~17:30
・主催:株式会社デジタルガレージ
・共催:DG Lab
・開催形式:オンライン配信とリアル会場を組み合わせたハイブリッド形式
・参加費:無料(事前登録制)
・ホスト:
林郁氏(デジタルガレージ代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO 株式会社カカクコム取締役会長)
伊藤穰一氏(デジタルガレージ取締役 兼 専務執行役員Chief Architect)
・オフィシャルサイト:https://ncc.garage.co.jp/2022fall/

<主なスピーカー>
Lawrence Lessig氏 ハーバード・ロー・スクール教授 
Pplpleasr氏 デジタルアーティスト
Ariel Ekblaw氏 Aurelia Institute 創業CEO / MIT Space Exploration Initiative ディレクター 
Kim Polese氏 CrowdSmart会長
長谷部健 氏 渋谷区長
スプツニ子!氏 アーティスト/東京藝術大学デザイン科准教授
原麻由美氏 フレームダブルオー株式会社CEO
※変更となる場合がございます。最新情報はオフィシャルサイトをご確認ください。

→申し込みはこちらから

「onlab web3 プレゼンテーション/受賞式」開催概要

日時: 11月4日(金)9:30〜11:30
開催形式:オンライン配信とリアル会場を組み合わせたハイブリッド形式
主催: Open Network Lab
オフィシャルサイト:https://onlab.jp/web3/

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

設楽悠介

「あたらしい経済」編集長/幻冬舎コンテンツビジネス局局長
幻冬舎でブロックチェーン/暗号資産専門メディア「あたらしい経済」を創刊。同社コンテンツビジネス局で電子書籍事業や新規事業を担当。幻冬舎コミックスの取締役兼務。「Fukuoka Blockchain Alliance」ボードメンバー。福岡県飯塚市新産業創出産学官連携協議会委員。ポッドキャスターとして、Amazon Audible original番組「みんなのメンタールーム」や、SpotifyやAppleにてweb3専門番組「EXODUS」や「あたらしい経済ニュース、ビジネス系番組「二番経営」等を配信中。著書『畳み人という選択』(プレジデント社)。

「あたらしい経済」編集長/幻冬舎コンテンツビジネス局局長
幻冬舎でブロックチェーン/暗号資産専門メディア「あたらしい経済」を創刊。同社コンテンツビジネス局で電子書籍事業や新規事業を担当。幻冬舎コミックスの取締役兼務。「Fukuoka Blockchain Alliance」ボードメンバー。福岡県飯塚市新産業創出産学官連携協議会委員。ポッドキャスターとして、Amazon Audible original番組「みんなのメンタールーム」や、SpotifyやAppleにてweb3専門番組「EXODUS」や「あたらしい経済ニュース、ビジネス系番組「二番経営」等を配信中。著書『畳み人という選択』(プレジデント社)。

合わせて読みたい記事

米資産運用会社VanEck、欧州市場向けにソラナETNにステーキング報酬を導入

米資産運用会社ヴァンエック(VanEck)が、欧州市場向けに、ソラナ(Solana / SOL) ETN(Exchange Traded Note:上場投資証券)にステーキング報酬を追加した。このことは、ヴァンエックのデジタル資産調査部門の責任者マシュー・シーゲル(Matthew Sigel)氏が自身のXアカウントより10月21日に報告している

【10/25話題】国内の暗号資産ETF等の組成等に向けた提言公表、米MSが株主総会の議決項目に「ビットコインへの投資評価」など(音声ニュース)

「国内における暗号資産ETF等の組成等に向けた提言」、交換業者や証券会社らの勉強会が公表、米マイクロソフト、12月株主総会の議決項目に「ビットコインへの投資評価」を設定、米政府ウォレットから30億円相当の暗号資産が不正流出か、クラーケンがDeFi向け独自チェーン「Ink」を来年Q1ローンチへ、オプティミズムスーパーチェーンで、ユニスワップが「暗号資産ブリッジ機能」追加、9ブロックチェーン間に対応、スイ財団、インキュベーションハブ「SuiHub」をドバイで開設、米マイクロストラテジー会長マイケルセイラー、暗号資産カストディに関する発言で批判浴びる

スイ財団、インキュベーションハブ「SuiHub」をドバイで開設

レイヤー1(L1)ブロックチェーン「スイ(Sui)」の開発を支援するスイ財団(SuiFoundation)が、ブロックチェーン技術の普及とスタートアップ支援を目的としたドバイ首長国拠点のインキュベーションハブ「スイハブ・ドバイ(SuiHub Dubai)」を設立した。このことは「スイ」の公式Xより10月24日発表された

米マイクロストラテジー会長マイケルセイラー、暗号資産カストディに関する発言で批判浴びる

マイケル・セイラー(Michal Sayler)氏が、10月21日に公開されたインタビューの中で述べたコメントに対して批判が集まっている。イーサリアムの共同創設者であるヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)氏も、10月23日に自身のXアカウントにてセイラー氏の主張に異議を唱えている