Gameplay Galaxyが約18億円の資金調達、分散型対戦ゲームエコシステム構築に向け

Gameplay Galaxyが約18億円の資金調達

web3を活用した分散型対戦ゲームエコシステムの構築を目指す企業であるゲームプレイギャラクシー(Gameplay Galaxy)が、シードラウンドの資金調達として1280万ドル(約18.3億円)の調達を完了したと9月7日に発表した。

ゲームプレイギャラクシーは、米サンフランシスコを拠点に、バイクアクションゲーム「トライアルエクストリーム(Trial Xtreme)」の開発者らによって運営されている企業だ。

発表によると今回の資金調達ラウンドはブロックチェーンキャピタル(Blockchain Capital)が主導し、メリットサークル(Merit Circle)、カムツス(Com2uS)、ミステンラボ(Mysten Labs)、ソラナベンチャーズ(Solana Ventures)、イールドギルドゲームズ(Yield Guild Games)、ハッスルファンド(Hustle Fund)が出資参加した。

調達した資金は、web3機能を統合した新しいゲームの構築やシームレスな体験ができるサービスの設計と作成、ウォレットサービスの開発、開発チームの拡充に充てるという。

今後ゲームプレイギャラクシーは、エクストリームスポーツゲームを中心に開発し、プレイヤーは車両、レーストラック、キャラクター、ワークショップ、その他のアイテムをNFTとして所有し、分散型マーケットプレイスで売買することができるようになるという。

またユーザーは、トーナメントやイベントを主催することができ、それにより収入が得られる他、ゲームに勝つことでも換金可能なトークンの入手ができるようなるとのこと。

ゲームプレイギャラクシーの創設者兼COOのマヤ・グレヴィッチ(Maya Gurevich)氏は、「web3は、5年前には予測すらできなかったイノベーションをもたらしましたが、今回プレイヤー自身が所有・運営する分散型対戦ゲームという新たなイノベーションを提供できることに興奮しています」と語っている。

またブロックチェーンキャピタルの創設者兼マネージングパートナーのバートステファン(Bart Stephens)氏は「Gameplay GalaxyチームはTrial Xtremeでうらやましいほどの実績を残しており、web3ゲームに魅力的なコンテンツを提供しようとするこのチームをサポートできることを嬉しく思います」と述べている。

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参考:Gameplay Galaxy
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Arkadiusz-Warguła・BadBrother

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田村聖次

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
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