米シティ元幹部ら、Web3特化投資会社「MotusCapital」立ち上げ

米シティ元幹部3名が「MotusCapital」をローンチ

米シティ・グループ(Citi Group)元幹部の3名が、暗号資産(仮想通貨)分野に特化した投資管理会社「MotusCapital(モータスキャピタル)」を立ち上げたことが分かった。

同社ファウンダーはアレックス・クリエート(Alex Kriete)氏とグレッグ・ジラソーレ(Greg Girasole)氏、フランク・カバロ(Frank Cavallo)氏だ。

なおクリエート氏とジラソーレ氏の両名は、昨年シティが立ち上げた暗号資産・ブロックチェーン分野に特化したビジネスユニット「デジタル・アセット・グループ(Digital Assets Group)」の責任者を務めていた人物でもある。

クリエート氏は4月8日にリンクトインに投稿した文章の中で、「私たちは急速に発展するこの市場に、顧客の資産に対する助言と運用の数10年の経験を結集し、エコシステムに関する確かな知識と情熱、そして深いネットワークを活用して、調査と投資プロセスを推進します」と述べている。

現在のところ、それ以外の詳細は発表されていない状況だ。

関連ニュース

元シティグループ幹部、約1,700億円規模のWeb3.0ファンド組成

シティ、メタバース市場が2030年までに約1,600兆円規模と予想

米シティバンクが機関投資家向けのデジタル資産部門創設へ、新たに100名採用か

米金融大手シティ、「デジタル・アセット・グループ」新設

【取材】web3で「学び」を変える、shiftbase「UNCHAIN」とは? 


参考:リンクトイン
デザイン:一本寿和

images:iStocks/LuckyStep48・Evgeny-Gromov

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【5/22話題】ビットコインが11万ドル突破で史上最高値、テキサス州のBTC準備金設立法案が下院可決など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

米SECが21SharesのXRP・GrayscaleのDEGEとXRP現物ETFの審査手続き開始、Bitwiseのステーキング対応ETH現物ETFは審査延期

米証券取引委員会(SEC)が、21シェアーズ(21Shares)とグレースケール(Grayscale)が運用を計画する暗号資産(仮想通貨)現物ETF(上場投資信託)について、上場申請の承認可否を判断するための正式な審査手続きを5月20日に開始した。SECが同日付で文書を発行している

サム・アルトマンのワールド、a16zとBain Capitalに「WLD」売却で135Mドル調達

暗号資産(仮想通貨)プロジェクト「ワールド(World)」を支援するワールド財団(World Foundation)の子会社であるワールドアセッツ(World Assets)が、同プロジェクトの初期支援者であるa16z(アンドリーセンホロウィッツ)およびベインキャピタルクリプト(Bain Capital Crypto)から1億3,500万ドルを調達したことを5月21日に発表した