米金融大手シティ、「デジタル・アセット・グループ」新設

米金融大手シティ、「デジタル・アセット・グループ」新設

米金融大手シティグループ(Citi Group)が暗号資産(仮想通貨)とブロックチェーンの分野に特化した新しいビジネスユニット「デジタル・アセット・グループ(Digital Assets Group)」を正式に立ち上げたとブロックチェーンメディアThe Blockが6月24日に報じた。

このグループはシティのウェルスマネジメント部門である「シティー・グローバル・ウェルス・インベストメント(Citi Global Wealth Investments)」の中に置かれることになるようだ。

The Blockが入手したメモには「暗号資産、トークン化、およびブロックチェーン技術を利用したその他の進歩について、エキサイティングな新しい展開が見られることから、デジタル資産グループの設立を発表します」と記載されているとのことだ。またデジタル・アセット・グループはアレックス・クリエート(Alex Kriete)氏とグレッグ・ジラソーレ(Greg Girasole)氏が率いることになるようだ。

参考:The Block
デザイン:一本寿和
images:iStocks/alphaspirit

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

合わせて読みたい記事

【12/16話題】SBIとスターテイルの円ステーブルコイン開発、リップルRLUSDのイーサL2対応、メタマスクのBTCサポートなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

ビットワイズ、「ハイパーリキッド(HYPE)」現物ETFをSECに再申請、ステーキング対応を明記

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ・アセット・マネジメント(Bitwise Asset Management:以下、ビットワイズ)が、暗号資産ハイパーリキッド(HYPE)の現物ETF(上場投資信託)の登録届出書「S-1申請書(Form S-1)」の修正版を、米SEC(証券取引委員会)へ12月15日付で提出した

JPモルガン、初のトークン化MMF「MONY」をイーサリアム上で提供開始

米金融大手JPモルガンの資産運用部門であるJPモルガン・アセット・マネジメント(J.P. Morgan Asset Management)が、同社初となるトークン化マネー・マーケット・ファンド「マイ・オンチェーン・ネット・イールド・ファンド(My OnChain Net Yield Fund:MONY)」の提供を開始したと12月15日に発表した