クラーケングローバル、Kusamaパラチェーンの「Robonomics(XRT)」取り扱い開始

クラーケングローバルがXRT取り扱い

米サンフランシスコ拠点の大手暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケン(Kraken)で、新たに暗号資産ロボノミクス:Robonomics(XRT)が上場したことが3月24日分かった。

なおXRTの取引はすでに開始しており、USDとEURとの取引ペアが対応している。

対象となるサービスは、クラーケン(販売所)およびクラーケンプロ(取引所)。先物取引と証拠金取引については対象外となるようだ。

また米国、カナダ、オーストラリア、日本の居住者については取引できないとのこと。

ロボノミクスは、イーサリアム(Ethereum)およびポルカドット(Polkadot)の実験的ネットワークのクサマ(Kusama)ネットワーク上で、IoT(モノのインターネット)に関する分散型アプリの開発を可能にするオープンソースプラットフォームだ。クサマに接続するパラチェーンでもある。XRTはイーサリアムとロボノミクス上のIoTデバイスを制御するためのユーティリティートークンとして機能する。

現在XRTはフォビグローバル(Huobi Global)、ホットビット(Hotbit)などの暗号資産取引所の他、ユニスワップV2(UniswapV2)、ポルカスワップ(Polkaswap)などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。なお時価総額は約11.4億円となっている。

なおクラーケングローバルでは、3月29日よりコンベックスファイナンス:Convex Finance(CVX)、フラックスシェア:Frax Share(FXS)、マルチチェーン:Multichain(MULTI:マルチ)、パワーレッジャー:Power Ledger(POWR:パワー)、プレイダップ:PlayDapp(PLA)、Quant:クオンツ(QNT)、ルービック:Rubic(RBC)、スーパーレア:SuperRare(RARE:レア)、トークマック:Tokemak(TOKE:トーク)の9銘柄が取り扱い開始となることも24日に発表されている。

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参考:クラーケン
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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