スタンダードチャータード銀行ら、機関投資家向け暗号資産の利回り提供プロダクト開発

スタンダードチャータード銀行ら、機関投資家向け暗号資産の利回り提供プロダクト開発

金融サービス大手のスタンダードチャータード銀行と、資産運用大手のノーザントラスト(Northern Trust)が、機関投資家向けに暗号資産(仮想通貨)の利回りを提供するプロダクトを開発していることを、メディア「The Block」が3月15日に報じた。

このプロダクトは、スタンダードチャータード銀行とノーザントラストの合弁会社であるゾディアカストディ(Zodia Custody)が、開発しているとのこと。ゾディアカストディは昨年7月に英金融規制当局の認可を受け、現在ビットコイン(BTC)とイーサ(ETH)のカストディサービスの提供している。

なお、このプロダクトの発売時期に関しては規制当局の承認が必要とのことで、今年中の提供を目指しているようだ。

昨年9月にゾディアカストディは、機関投資家向けに銀行間のデジタル資産取引プラットフォームを提供する英ピュアデジタル(Pure Digital)と、銀行サービスと暗号資産カストディサービスを連携するためのテスト取引を行なっていた。

参考:The Block
デザイン:一本寿和
images:iStocks/pgraphis・Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

合わせて読みたい記事

【10/10話題】GUグループがあおぞら銀行とステーブルコイン発行で提携、トランプのDeFiがAave上でサービス立ち上げかなど(音声ニュース)

GUグループがあおぞら銀行とステーブルコイン発行に向け提携、「トークン転換権付き社債」で1.5億円の資金調達も、トランプ一族のDeFiプロジェクト、「Aave」上でのサービス立ち上げ提案、コロンビアのネオバンクLittioがイーサリアムからアバランチへネットワーク移行。RWA需要の高まり受け、米資産運用会社VanEck、3000万ドル規模のブロックチェーン・暗号資産特化ファンド設立、FBI、捜査のために独自トークン「NexFundAI」発行、BLOCKSMITH、顔認証Web3ウォレットで特許取得、MARA、ビットコインマイニング事業にシェールガスを活用する試験開始、カナリーキャピタル、米SECに「XRP現物ETF」のS1申請書を提出、HBOのドキュメンタリー「Money Electric」がビットコインの生みの親はピーター・トッドだと主張し話題に=ロイター

トランプ一族のDeFiプロジェクト、「Aave」上でのサービス立ち上げ提案

米前大統領で2024年大統領選の候補者であるドナルド・トランプ(Donald Trump)氏とその家族が関わる暗号資産(仮想通貨)プロジェクト「ワールド・リバティ・ファイナンシャル(World Liberty Financial:WLF)」が、DeFi(分散型金融)レンディングプラットフォーム「Aave(アーベ)」のガバナンスフォーラムに提案書を10月9日提出した