ステイクテクノロジーズ、紫電ネットワークで「dApp Staking」提供開始

紫電ネットワークで「dApp Staking」提供開始

ステイクテクノロジーズ(Stake Technologies)が開発する、日本発のパブリックブロックチェーン「紫電ネットワーク(Shiden Network)」が「dApp staking(ダップ・ステーキング)」の提供を10月13日より開始した。

「dApp staking」は、「紫電ネットワーク」と統合したdApp(分散型アプリケーション)やインフラストラクチャに対して、ユーザーが同ネットワークのネイティブトークン「SDN」をステーキングすることで、開発者とユーザーが報酬を得られる仕組みとなっている。ユーザーは「dApp Staking」でdAppに「SDN」をステーキングする事で、報酬を受取りながらも、開発者を支援することが可能となる。

なおステーキング報酬の分配比率は開発者が4、ユーザーが1となっている。

またステイクテクノロジーズは「dApp staking」がポルカドットエコシステムにおいて唯一の取り組みであり、開発者が「紫電ネットワーク」および本番稼働の「アスターネットワーク」を選択する要因であると説明している。

ステイクテクノロジーズのCEO渡辺創太氏のツイッターによると、「dApp staking」開始後30分以内に40,000以上の「SDN」がロックされたとのことだ。また今年中には1500万ドル相当の「SDN」が開発者へ報酬として配布されると述べている。

なお現在「dApp staking」に参加しているdAppは、日本発のブロックチェーンゲーム「マイクリプトヒーローズ」と「クリプトスペルズ」と「オープンエモジバトラー(Open Emoji Battler)」、P2P資金調達プラットフォームの「ダオローンチ(DAOLaunch)」の4つとなっている。

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参考:ASTER公式ミディアム
デザイン:一本寿和
images:iStocks/wacomka

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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