ブラジルサッカーのサンパウロFC、チリーズのSocios. comでファントークン発行へ

サンパウロFC、チリーズのSocios. comでファントークン発行へ

ファンエンゲージメントプラットフォーム「Socios.com(ソシオスドットコム)」を運営するチリーズ(Chiliz)が、新たにブラジルのプロサッカークラブであるサンパウロFCの公式ファントークンを発行することを10月6日発表した。

今回ブラジルのサッカークラブがファントークン発行を発表するのは、アトレチコ・ミネイロ、SCコリンチャンス・パウリスタ、CRフラメンゴに続き4チーム目となる。

サンパウロFCのファントークン発行に関する日程などの詳細は、近日中に公開されるとのことだ。

「Socios.com」はチリーズのブロックチェーン技術を活用し、プロスポーツチームがファントークンの発行と販売ができるプラットフォームだ。

ファントークンを発行することでスポーツチームは資金調達でき、またファンはファントークンを購入することでチームが行う投票企画に参加できる権利や、グッズなどを入手できる権利などを取得できる仕組みとなっている。この仕組みにより、チームとファンに新たなエンゲージメントを生み出すことが期待されている。

チリーズは現在欧州のプロサッカーリーグの多くのチームを中心に提携を行いファントークンを発行している。またサッカーに留まらず、北米ではNBA:バスケットボール、NHL:ホッケーのチームや総合格闘技団体のPFLとUFCとも提携しており、韓国やインドのスポーツチームとの提携など国・ジャンルを問わず展開を進めている。

また「Socios.com」でファントークン購入に必要な暗号資産チリーズ(Chiliz/CHZ)は米コインベースやバイナンスを始め大手暗号資産取引所にて取り扱われている。また同プラットフォームにて発行しているファントークンも取引所にて取り扱いが進んでいる。

なおFCバルセロナ公式ファントークン「$BAR」はバイナンスなどで取り扱いがあり、インテルのファントークン「$INTER」とガラタサライSKのファントークン「$GAL」の2銘柄がFTXで取り扱われている。

参考:ソシオスドットコム
デザイン:一本寿和
images:iStocks/msan10

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【5/31話題】バイビットがカナダから撤退、ECBがデジタルユーロに関する報告書など(音声ニュース)

バイビットがカナダ市場から撤退、規制強化うけ、ECB、中銀デジタル通貨「デジタルユーロ」に関する報告書を公表、米コインベースの元マネージャーとその弟、SECとの和解に合意、web3決済インフラのTransak、シリーズAで約28億円の資金調達。アニモカやSBIなど参加、イーサリアムNFTが「Ordinals」のビットコインNFTへブリッジ可能に、「BRC-721E」導入で、D&IインベストメントG、ビットフライヤーHDの株式を一部取得

Sponsored

【5/30話題】SBI VCトレードにオアシス(OAS)上場へ、テマセクがFTX投資の責任者らの報酬減額など(音声ニュース)

SBI VCトレードにオアシス(OAS)上場へ、国内2例目、バイビット、カザフスタンで暗号資産事業の予備ライセンス取得、テマセクがFTX投資の責任者らの報酬減額、説明責任果たし、ロシアが国営の暗号資産取引所設立を断念か、交換業者に対し規制を設ける方針へ=報道、奈良の日本酒「水端」、ブロックチェーンで不正流通を防ぐ。SBI「SHIMENAWA」導入で、Huobiが香港に「Huobi HK」立ち上げ、暗号資産ライセンス申請へ、LINE BITMAX、「ステラルーメン(XLM)」の信用取引を開始、ビットコイン「Ordinals」の「BRC-20」、初のドル型ステーブルコイン「#USD」登場、NFTコレクション「AEB」のアパレルブランド「DO NUTS」、FiNANCiEでトークン発行

Sponsored