「アクシー・インフィニティ」開発のスカイメイビス、約166億円資金調達か:報道

「アクシー・インフィニティ」開発スカイメイビス、約166億円を資金調達か

「Play-to-Earn(遊んで稼ぐ)」を実現する人気NFTゲーム「アクシー・インフィニティ(Axie Infinity)」の開発元スカイメイビス(Sky Mavis)が、a16z(アンドリーセン・ホロウィッツ)などから約1.5億ドル(約166億円)の資金調達を行うと10月4日報じられた。なおこのことはメディア「The Information」が関係者2名から得た情報をもとに報じられたもので、現時点でスカイメイビスは正式発表をしていない。

報道によると、このシリーズBの調達ラウンドはアンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)が主導するという。また資金調達後のスカイメイビスの企業評価額については、30億ドル(約3,332億円)に達する見込みであるとのことだ。

なおスカイメイビスが前回資金調達をしたのは今年5月。リバタスキャピタル(Libertus Capital)主導のもと、アニモカブランズ(Animoca Brands)、コインゲッコーベンチャーズ(CoinGecko Ventures)、ハッシュド(Hashed)の他、著名投資家であるマーク・キューバン(Mark Cuban)氏、ミスビットコインこと藤本真衣氏ら、多くの投資家が出資に参加。この際のシリーズAでの資金調達額は750万ドル(約8.3億円)だった。

今回スカイメイビスへ出資をすると報じられているa16zは今年8月に、ゲームプレイヤーにNFTを貸し出すサービスを提供するイールド・ギルド・ゲームス(Yield Guild Games:YGG)の460万ドル(約5億円)の資金調達の出資を主導していた。また今年6月にa16zは、ブロックチェーンとデジタルアセットのスタートアップへの投資に特化した22億ドル(約2,400億円)規模のファンドを発表している。

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a16zらがイールドギルドゲームスへ投資、NFTゲームで「Play-to-Earn(遊んで稼ぐ)」を加速

参考:The Information
デザイン:一本寿和
images:iStocks/BadBrother・urzine

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
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