米ドキュサイン、AI・ブロックチェーン活用の契約書サービス企業「クローズ」を買収

米ドキュサイン、AI・ブロックチェーン活用の契約書サービス企業「クローズ」を買収

ナスダック上場のリーガルテック企業ドキュサイン(Docusign)がクローズ(Clause)を買収したことを5月27日に発表した。ドキュサインは2019年にクローズのシリーズAラウンドにて出資を行っている。クローズはAIやブロックチェーン技術を活用したビジネス契約書サービス「Smart Agreements」を開発・運用している。

買収前から、既にドキュサインは電子署名サービス「DocuSign eSignature」やドキュサインのCLM(コントラクト・ライフサイクル・マネージメント)と「Smart Agreements」を連携させている。

今回の買収に関して、ドキュサインのリリースでは「ClauseをDocuSignに迎え入れることは理にかなっていると思います。Clauseチームの大部分はプラットフォーム・エンジニアリング・チームに移動し、ユニークな技術的専門知識と、将来のアグリーメント・クラウド・プラットフォームに合致した幅広い機能が追加されます」と説明されている。

編集部のコメント

クローズはブロックチェーン技術と既存のソフトウェアをどのように連携させているかについてデモを含めブログで説明しています。
記事:How to integrate with blockchain?

参考:ドキュサイン
デザイン:一本寿和
images:iStock/kazuma-seki

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

合わせて読みたい記事

TONのブリッジ機能「Toncoin Bridge」が提供終了へ、「jUSDT」廃止を受け

パブリックブロックチェーン「TON(The Open Network)」のネイティブトークンである「TONコイン」のブリッジ機能「トンコインブリッジ(Toncoin Bridge)」の提供が5月10日に終了する。「TON」エコシステムを支援するコミュニティ主導の組織「TONソサエティ(​TON Society)」が4月25日に発表した

【4/28話題】コインチェックの公式X不正ログインで全サービス一時停止に、ナイキがRTFKT購入者から提訴など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored