メジャーリーグ、オークランド・アスレチックスがフルシーズンチケットを1BTCで販売中

MLBオークランド・アスレチックスがフルシーズンチケットを1BTCで販売中

米MLB所属の野球チームであるオークランド・アスレチックス(Oakland Athletics)が、2021年フルシーズン観戦用のスイートルームチケットをビットコイン1BTCにて販売を開始した。

オークランド・アスレチックスでは通常このチケットを64,800ドル(約712万円)にて販売をしているが、今回1BTCでの販売を4月1日までの期限付きで販売を行っている

米ニュースメディアのブルームバーグTVに出演した同球団の社長デイブ・カヴァル(Dave Kaval)氏によると、今回の取り組みは実験的な意味合いがあるようで「ファンの皆さんから、暗号資産での支払いに興味があるという声がありました。そこで私たちの商品の1つであるスイートルームを1BTCで販売して、買い手がつくかどうか見てみようとしたのです」と番組にてコメントをしている。しかしカヴァル氏によると、このチケットの問い合わせは未だにない状況とのことだ。

またチケットがビットコインにて販売できた場合、そのビットコインは保有をし続ける予定であるという。

さらにカヴァル氏は、球団が保有する財産権や選手のプレイをNFTとして表現したいとう旨もコメントしている。

参考:ブルームバーグ

(images:iStocks/LongQuattro・aceshot)

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あたらしい経済 編集部

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