ボストン連銀とMITがデジタルドルのプロトタイプを7月発表か

ボストン連銀とMITがデジタルドルのプロトタイプを7月発表か

ボストン連邦準備銀行とマサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者が、早ければ7月にもデジタルドルのプロトタイプを発表することが明らかになった。ボストン連邦準備銀行のデジタルドルプロジェクトを率いるジェームズ・クーニャ氏がブルームバーグの取材に答えた。

発表予定のプロトタイプ中には、デジタルドルを使った取引の移動、保存、決済が可能なソフトウェアプラットフォームが少なくとも2つ含まれているようだ。いずれのプラットフォームも、ビットコインやその他の暗号資産の基盤となっているブロックチェーン技術を使用しているかどうかは明言されなかったが、プロトタイプが公開されれば他の企業もそのコードを見て構築することができるようになるように準備されているようだ。

暗号資産擁護団体コインセンターを率いるジェリー・ブリトー氏は「デジタルドル(Fedcoin)があれば、アメリカ人がビットコインを購入することに慣れることができるでしょう。しかし政府の方向性によっては、そのような通貨がアメリカ人の支出を追跡するために使用され、部分的な匿名性を破壊することになるかもしれません」とブルームバーグの取材に答えている。

参考:bloomberg

(images:iStocks/Aleksandr_Vorobev・paitoonpati)

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あたらしい経済 編集部

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

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