ペイパルがデジタル資産カストディのカーブを買収、デジタル資産ユニットを拡大へ

ペイパルがデジタル資産カストディのカーブを買収

ペイパル(PayPal)がイスラエルのデジタル資産カストディ企業カーブ(curv)を買収したことを3月8日に発表した。 ペイパルは先日、ブロックチェーン、暗号資産、デジタル通貨に特化したビジネスユニットを設立した。

カーブはそのビジネスユニットに参画し、カーブの技術者チームがペイパル社員に専門知識を共有していくようだ。

ペイパルのブロックチェーン、暗号資産、デジタル資産担当副社長兼ゼネラルマネージャーであるホセ・フェルナンデス・ダ・ポンテ氏は「Curvの買収は、より包括的な金融システムの実現に向けたビジョンを実現するための人材と技術への投資の一環です。

Curvのチームとの会話の中で、私たちは彼らの技術的な才能、起業家精神、そして彼らがここ数年で構築した技術の背後にある考え方に感銘を受けてきました。CurvのチームをPayPalに迎えられることに興奮しています」とコメントしている。

CurvのCEOであるイタイ・マリンジャー氏は「デジタル資産のセキュリティインフラのパイオニアとして、Curvは世界中の主要な金融機関のイノベーターであり、信頼できるパートナーとして認められたことを誇りに思っています。

デジタル資産の採用が加速している今、革新の旅を続けるためにPayPalに勝る場所はないと感じています。デジタル資産が世界経済で果たす役割を拡大するためにPayPalに参加できることを嬉しく思います」と述べている。

(images:iStocks/Irina-Shibanova)

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【12/15話題】リップルやサークルらが連邦信託銀行の条件付承認、SECの個人投資家向け暗号資産カストディ解説資料など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

米DTCC子会社DTC、SECからノーアクションレター取得。規制下のトークン化サービス検証へ

米国の金融市場インフラを担うデポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーション(Depository Trust & Clearing Corporation:DTCC)が、子会社であるデポジトリー・トラスト・カンパニー(Depository Trust Company:DTC)について、米証券取引委員会(SEC)の取引市場部門スタッフからノーアクションレターを取得したと12月11日に発表した