コインベース、米国などの機関投資家にデリビットのオプション・無期限先物を提供

コインベース・プライムを通じて取引可能に

米暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、取引基盤「コインベース・プライム(Coinbase Prime)」を通じて、米国などの適格な機関投資家に暗号資産デリバティブ取引所デリビット(Deribit)のオプションと無期限先物の提供を開始したと11月5日(日本時間)に公式Xで発表した。

取引サービス「グローバルデリバティブズ(Global Derivatives)」では、米商品先物取引委員会(CFTC)に登録された先物取次業者(FCM)のコインベース・ファイナンシャル・マーケッツ(Coinbase Financial Markets:CFM)が取引を仲介する。

利用者の注文は、CFMと海外ブローカーによるリスク管理を経て、デリビットの注文照合システムに送られる。CFTCの資料によると、海外ブローカーはグループ会社のコインベース・バミューダ(Coinbase Bermuda Limited)だ。デリビットは取引の執行と証拠金の計算を担う。

コインベースの公式ヘルプによると、同サービスでは期限付き先物も取引できる。担保には米ドル建てステーブルコイン「USDC」、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)を利用できる。担保資産はCFMが管理する顧客口座で保管され、デリビット側の取引口座にひも付けられて証拠金として使われる。また、利用者は残高やポジション、取引履歴などをコインベース・プライム上で確認できるという。

対象となるのは、米国や英国、シンガポールなどに主たる事業所を置き、適格契約参加者(Eligible Contract Participant:ECP)の要件を満たす機関投資家だ。利用には、CFMへの申請と審査、所定の契約の締結が必要となる。

なお、コインベースは2025年8月14日にデリビットの買収を完了したと発表している。その後、2026年5月29日には、CFMを通じたデリビットのオプション取引が利用可能になったと発表し、無期限先物は後日提供するとしていた。同年10月7日には、コインベース・プライムでのオプション取引を数週間以内に提供すると予告した。

参考:コインベース
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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