パシフィックメタがAnsetaと提携、国内企業のノード運用・ステーキング導入を支援

金融機関・事業会社の導入を実証実験から実装まで支援

ブロックチェーンの実装支援を手がけるパシフィックメタ(Pacific Meta)が、法人向けブロックチェーンインフラを提供するアンセタ(Anseta)とパートナーシップを締結し、日本企業・金融機関向けの導入支援を開始したと10月28日に発表した。

今回の提携により、アンセタは、海外のブロックチェーン技術基盤の国内導入を支援するパシフィックメタのプログラム「Global Blockchain Partner Solutions」の取り扱いソリューションに加わった。

アンセタは、ブロックチェーンインフラやAIソリューションを手がけるBCWグループ(BCW Group)から生まれたインフラ事業者だ。バリデータや専用ノードの運用、法人向けステーキング基盤、データ提供、AI関連サービスを展開している。アンセタによると、35以上のプロトコルに対応し、20社以上の法人顧客に採用されているという。

パシフィックメタは、アンセタの導入を検討する国内企業に対し、活用用途の整理から国内規制を踏まえた論点整理、PoC(概念実証)の設計・実行、グループ会社による実装までを支援する。

具体的には、保有する暗号資産(仮想通貨)のステーキング、専用ノードの運用、オンチェーンデータの活用、AIエージェントによる決済などを対象に、要件定義や社内検討に必要な資料の整理、検証項目の設計、評価レポートの作成などを行うとのこと。

また、マネーロンダリング対策(AML)や取引分析(KYT)、監査、ウォレット基盤など、同プログラムで取り扱う他のソリューションと組み合わせた提案も行う。導入後は、運用状況の確認や新たなチェーン・機能への対応検討、アンセタへの問い合わせの取り次ぎなどを支援するという。

なお、サービスの利用契約は導入企業とアンセタが直接締結する。パシフィックメタは、検討段階での確認事項の取りまとめや、アンセタとの窓口調整などを担う。 ・実装にあたっては、グループ会社のキリフダ、Kenpal、Komlock labと連携する。銀行、証券会社、暗号資産交換業者、資産運用会社に加え、ブロックチェーン事業への参入を検討する事業会社への展開も進めるとしている。

パシフィックメタは提携の背景として、金融機関などが求める管理・統制の水準でノードやバリデータを運用するには、専門人材や運用体制が必要になる点を挙げている。また、海外の事業者を利用する場合にも、言語や契約、規制対応が導入の障壁になっていると説明している。

参考:プレスリリース・Anseta導入支援ページ
画像:PIXTA

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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