Ondo StocksがRobinhood Chainに対応
トークン化米国株・ETF(上場投資信託)などを提供するオンド・ストックス(Ondo Stocks)の15銘柄が、ロビンフッドチェーン(Robinhood Chain)で利用可能になった。オンド・ストックス提供元のオンド・ファイナンス(Ondo Finance)が10月27日に発表した。
このうち11銘柄は、ロビンフッドが提供する株式・ETF連動型トークン「ロビンフッド・ストックトークンズ(Robinhood Stock Tokens)」の対応銘柄と交換できるという。両者は同じ株式・ETFを参照している。交換には、分散型取引所(DEX)プロトコルのユニスワップv4(Uniswap v4)上に設けられた、ステーブルペア(StablePair)を利用した流動性プールが使用される。
例えば、エヌビディア(NVIDIA)の株式を参照するオンド・ストックスの「NVDAon」と、ロビンフッド・ストックトークンズの「NVDArh」を直接交換できる。利用者はプールに流動性を提供し、取引手数料を得ることも可能だ。ステーブルペアでは、基準となる交換レートからの乖離や取引方向に応じて、流動性提供者に支払われる手数料が調整されるという。
またオンド・ストックスの保有者は、資産をチェーン間で移動するオンド・ブリッジ(Ondo Bridge)を通じて、ロビンフッドチェーンとイーサリアム(Ethereum)またはBNBチェーン(BNB Chain)との間でトークンを移動できる。交換用プールに対応する11銘柄は、イーサリアムとBNBチェーン上で、原則として週末を含む24時間365日の発行・償還に対応するという。
一方、ロビンフッド・ストックトークンズは発行・償還の受付時間外もオンチェーンで取引できる。発行・償還の受付は、中央欧州時間(CET/CEST)の月曜午前2時から土曜午前2時までとなっている。オンド・ファイナンスによると、この制約により、トークンの市場価格と参照価格に乖離が生じる可能性があるという。
今回の対応により、利用条件を満たす取引者は、ロビンフッド・ストックトークンズを対応するオンド・ストックスに交換し、別のチェーンへ移動して償還する経路を利用できる。オンド・ファイナンスは、この経路が週末の裁定取引の新たな選択肢となり、価格差の縮小につながる可能性があるとしている。
なお、対応する15銘柄のうち残る4銘柄には、交換相手となるロビンフッド・ストックトークンズが存在せず、今回の交換用プールは設けられていない。
なおオンド・ファイナンスは6月30日、イーサリアムとBNBチェーン上で、430種類以上のトークン化株式・ETFがユニスワップを通じて取引可能になったと発表していた。
今回ロビンフッドチェーンに対応した15銘柄は、エヌビディア(NVDAon)、スペースX(SPCXon)、SPDR S&P 500 ETF(SPYon)、メタ(METAon)、アルファベット(GOOGLon)、アップル(AAPLon)、ストラテジー(MSTRon)、サークル(CRCLon)、テスラ(TSLAon)、インベスコQQQ(QQQon)、ゲームストップ(GMEon)、iシェアーズ中国大型株ETF(FXIon)、ロビンフッド(HOODon)、ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズ(BMNRon)、ユナイテッド・ステーツ・カッパー・インデックス・ファンド(CPERon)だ。
Ondo Stocks, now on Robinhood Chain. Live today, 15 Ondo tokenized stocks and ETFs can be bridged from Ethereum and BNB Chain to Robinhood Chain. 11 new @Uniswap StablePair pools connect Ondo Stocks and Robinhood Stock Tokens, bringing 24/7 liquidity to the chain’s DeFi ecosystem. What this unlocks: → New potential arbitrage opportunities → More ways to trade and earn LP fees → Connectivity to Ondo Stocks’ 24/7 liquidity With this expansion, more traders can access Ondo Stocks and more developers can build financial applications around them.
— Ondo Finance (@Ondo) October 27, 2026
参考:オンド・ファイナンス
画像:PIXTA