米国初の「ニア(NEAR)」現物ETF、NYSEアーカ上場。ビットワイズ組成

Bitwise NEAR ETF上場

レイヤー1ブロックチェーン「ニア・プロトコル(NEAR Protocol)」のネイティブトークン「NEAR」を現物保有する上場投資商品(ETP)「Bitwise NEAR ETF」が、9月29日に米NYSEアーカ(NYSE Arca)で取引を開始した。同商品を組成した米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が同日発表した。同社によると、NEARの現物ETPとして米国初だという。

同商品のティッカーシンボルは「NRR」。同ETPはNEARを保有し、運営費用やその他の負債を差し引いたNEARの価値への投資機会を提供することを主な運用目的としている。また、ステーキングを通じて追加のNEARを得ることも副次的な運用目的に掲げている。なお、同日の発表では、具体的なステーキング開始日は示されていない。

ビットワイズによると、NRRの管理手数料は年率0.75%。NEARの保管機関にはコインベース・カストディ・トラスト・カンパニー(Coinbase Custody Trust Company)が採用されている。またビットワイズは、同ETPが保有するNEARを同社の機関向けステーキングチームを通じてステーキングする方針だ。

登録届出書によると、ステーキングで得た追加NEARの33%は、ステーキング事業者、保管機関、スポンサーに支払う関連費用に充てられる。同ETPが受け取るのは、ステーキング報酬の約67%となる。

ビットワイズが公表した取引初日のデータによると、NRRの運用資産残高(AUM)は3,600万ドル(約56.7億円)、純流入額は3,550万ドル(約55.9億円)、取引高は1,510万ドル(約23.8億円)となった。

NRRを巡っては9月24日、NYSEアーカが同商品の上場申請を承認したことが、米証券取引委員会(SEC)への提出書類「フォーム8-A(Form 8-A)」で明らかになっていた。また同日、同商品の登録届出書(Form S-1)も発効していた。 

 

参考:SEC・ビットワイズ
 画像:iStocks/Foryou13

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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