StrategyがBTC追加購入
上場企業によるビットコイン(BTC)の保有数で世界第1位のストラテジー(Strategy)が、ビットコインの追加購入を6月22日に発表した。
今回ストラテジーは6月15日から6月21日までに、520BTCを3,490万ドル(約56億円)で購入した。手数料と経費を含む1BTCあたりの平均取得価格は6万7,068ドル(約1,083万円)となっている。なお同購入は、同社のATM(市場内売出し)プログラムによる株式売却代金を原資としている。
これにより同社のビットコイン総保有数は6月21日時点で、合計84万7,363BTCとなった。手数料と経費を含む取得総額は641億ドル(約10.4兆円)で、1BTCあたりの平均取得額は7万5,651ドル(約1,223万円)とのこと。
なお記事執筆時点のビットコイン価格は約6万4,150ドル(約1,037万円)となっている(6月23日10:18 coingecko調べ)。
ストラテジーは、5月26日から31日にかけて32BTCを売却している。同社の6月1日付の米SEC提出書類によると、売却代金は優先株の分配金支払いに充てられる見込みとされていた。
同売却は、ストラテジーにとって2022年12月以来で初めてビットコイン売却だった。平均売却価格は1BTCあたり約7万7,135ドル(当時約1,232万円)、総額は約250万ドル(当時約4億円)とのこと。
ストラテジーのCEOフォン・レ(Phong Le)氏は、6月11日に米CNBCの「パワーランチ」に出演し、同売却についてコメント。同氏は、同社が配当支払いのためにビットコインを売却する必要があったわけではないとしたうえで、今回の売却には「必要時に売却できることの証明」、「ビットコイン売却に関する社内システムの動作確認」、「取得価格の異なるビットコインを活用した税務上の損失計上機会」の3つの狙いがあったと説明している。
またストラテジーの会長マイケル・セイラー(Michael Saylor)氏は6月12日、チェコで開催されたビットコイン専門カンファレンス「BTCプラハ(BTC Prague)」にて、ビットコイン売却をめぐる議論にコメントしている。
セイラー氏は、会社がビットコインを売ってはいけないと言ったことは一度もないと述べ、同氏がこれまで繰り返してきた「ビットコインを売るな」というメッセージは個人投資家に向けた助言であり、企業としてのストラテジーの方針とは切り離して理解すべきだと話した。
Strategy has increased its USD Reserve by $300 million to $1.4 billion and plans to continue replenishing it to support the credit quality of its Digital Credit securities. We also acquired 520 BTC for $35 million, increasing our $BTC Reserve to ₿847,363. $MSTR $STRC.…
— Strategy (@Strategy) June 22, 2026
参考:ストラテジー
画像:PIXTA