Morpho上のUSDTボールトでStableEarn提供開始
ステーブルコイン決済特化のレイヤー1ブロックチェーン「ステーブル(Stable)」上で、利回り商品「ステーブルアーン(StableEarn)」が提供開始された。ステーブルの公式Xで5月27日に発表された。
ステーブルは、DeFi(分散型金融)レンディングプロトコルのモルフォ(Morpho)、セオネットワーク(Theo Network)、ガントレット(Gauntlet)と連携し、ステーブルアーンをローンチしたとのこと。ステーブルアーンは、まずモルフォ上のUSDTボールト(USDT vault)から展開されるという。
ボールトは、ユーザーが預け入れた資産をスマートコントラクトを通じてオンチェーンの貸付市場などへ配分する仕組みだ。
セオネットワークによると、ステーブルアーンはUSDT保有者向けのキュレーション型利回り提供先だという。ユーザーはUSDTを供給し、セオネットワークのRWA(現実資産)商品を通じた利回りを利用できる。
対象のRWA商品としては、短期米国債に関連するthBILL、金建て融資・金関連融資に基づく利回り付き金商品thGOLD、デルタニュートラルな金キャリー戦略に基づくthUSDが挙げられている。なおセオネットワークは、ステーブルアーンにおける同社の貢献について、thUSDのステーキング版であるsthUSDを通じて提供されるとも説明している。
ステーブルは、暗号資産取引所ビットフィネックス(Bitfinex)とハックVC(Hack VC)主導のシード資金調達を受け、開発・展開が進められたレイヤー1ブロックチェーン。
同チェーンは、ステーブルコイン決済に特化したブロックチェーンとして設計されている。通常の利用においてユーザーはUSDTを中心に取引できるという。なお、手数料支払いと価値移転に用いられるネイティブ資産はUSDT0とされている。
またステーブルは2025年7月31日、シード資金調達ラウンドで2,800万ドル(当時約41.2億円)を調達したと発表した。調達資金は、ネットワークインフラの整備や人員拡充、USDTのグローバル展開に充てられるという。
Introducing StableEarn.
— Stable (@Stable) May 26, 2026
Where capital moves and compounds.@Morpho, @Theo_Network, and @gauntlet_xyz are coming together to launch an institutional-grade Earn experience on Stable.
Starting with the launch of USDT vault on Morpho. pic.twitter.com/qZgE4aRlRH
画像:PIXTA