マントル、DeFiのTVLが1Bドル突破。過去最高を更新

MantleのDeFi TVLが過去最高

マントル(Mantle)の分散型金融(DeFi)総預かり資産(TVL:Total Value Locked)が10億ドル(約1,500億円)を突破した。3月10日にマントルの公式Xアカウントの投稿で発表された。

マントルは、イーサリアム(Ethereum)のレイヤー2ブロックチェーン「マントルネットワーク(Mantle Network)」を基盤にした、DAO(分散型自律組織)によるガバナンスやトレジャリーを含めたWeb3エコシステムだ。リアルワールドファイナンスとオンチェーン流動性を接続する「ディストリビューションレイヤー」として設計されているという。

オンチェーンデータサイトのディファイラマ(DefiLlama)のデータによると、マントル上のDeFi TVLは直近で初めて10億ドル(約1,500億円)を突破したことが確認できる。また同ネットワーク上のステーブルコイン時価総額は9億8,000万ドル(約1,470億円)となっている。

同データによると、マントル上ではレンディングプロトコルのアーベ(Aave)が最大のTVLを持つプロトコルとなっている。アーベのマントル市場では、貸付と借入の市場規模の合計が約12億ドル(約1,912.8億円)規模となっている。

なお今年2月に、アーベのレンディングプロトコル「アーベV3(Aave V3)」がマントル上で稼働を開始している。これにより利用者はマントル上での貸付および借入市場を利用可能となり、同ネットワーク上のDeFiエコシステムのTVL拡大が進んでいるとみられる。

 

参考:DeFiLlama
画像:PIXTA

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

渡邉洋輔

「あたらしい経済」編集部 記者
ブロックチェーンおよびデジタル資産分野を専門とし情報発信を行っている。オンチェーンデータや流動性構造など、市場設計の観点からのリサーチにも取り組んでいる。

「あたらしい経済」編集部 記者
ブロックチェーンおよびデジタル資産分野を専門とし情報発信を行っている。オンチェーンデータや流動性構造など、市場設計の観点からのリサーチにも取り組んでいる。

合わせて読みたい記事

ウズベキスタン、大統領決定でマイニング特区設立。電力制限撤廃と長期免税

ウズベキスタン共和国のシャフカット・ミルジヨエフ(Shavkat Mirziyoyev)大統領が、「ベスカラ・マイニング・バレー(Besqala Mining Valley)」と呼ばれる特別暗号資産(仮想通貨)マイニングゾーンをカラカルパクスタン共和国全域に創設する大統領決定(PQ-143号)に4月17日に署名した

量子コンピュータで楕円曲線暗号の15ビット鍵の解読成功。プロジェクト・イレブンが成功者に1BTC授与

ポスト量子セキュリティ企業のプロジェクト・イレブン(Project Eleven)が、楕円曲線暗号(ECC)への量子攻撃を競う懸賞「Q-Dayプライズ」の受賞者として、独立研究者のジャンカルロ・レッリ(Giancarlo Lelli)氏を選出し、賞金として1ビットコイン(BTC)を授与したと4月24日に発表した