TORICO Ethereumが設立
全巻セット専門ネット書店の「漫画全巻ドットコム」などを展開する東証グロース上場企業トリコ(TORICO)が、「株式会社TORICO Ethereum」の設立手続きが完了したと1月26日に発表した。
新会社は、暗号資産投資事業の推進を目的としたトリコの100%出資子会社だ。暗号資産(仮想通貨)、ブロックチェーン技術及び金融リテラシーに関する調査、研究及びコンサルティング、市場調査、宣伝及び広告に関する業務を行うという。中長期的には同社の活動を通じて、トリコの株式およびイーサリアムへの関心を集めることで、親会社におけるETH運用高の拡大と企業価値の向上に貢献するとのことだ。
なお新会社の代表取締役には、Web3スタートアップのプレイシンク代表取締役社長の尾下順治氏が就任している。また新会社COOには、DeFi(分散型金融)開発会社パオテックラボ(PAO TECH Labs)CEOの高橋基希氏が就いている。
トリコは1月23日にイーサリアム(ETH)を追加購入。これにより同社の保有イーサリアムは1,218.024651 ETHとなった。総取得価額は6億4万9,113円で平均取得単価は49万2,641円とのことだ。なおこのイーサリアム保有数は、ステーキング収入分を含むとのこと。
トリコは昨年7月8日、新事業として暗号資産(仮想通貨)投資事業を開始すると発表。その後同年12月17日に同事業開始に向け、Web3ゲームおよびプラットフォーム事業を手掛けるミントタウン(Mint Town)と資本業務提携の契約を締結した。
またトリコは同事業においてビットコイン(BTC)へ投資する旨を昨年7月8日に開示していたが、投資対象の暗号資産をイーサリアム(ETH)に変更した。取得するETHを保有のみでなく、ステーキング等による運用手法を組み合わせ、収益獲得のための事業用資産として活用するとした。
さらにミントタウンとの資本業務提携では、ミントタウンが管理・運営を行うファンド「Shooting Star1号投資事業有限責任組合」を割当予定先とする第三者割当による新株式の発行、およびトリコ取締役3名を割当予定先とする第三者割当による第10回新株予約権の発行をし、計4億6,800万円を調達し、その全額をETH購入に充当するとした。
トリコは、当初BTC購入に充当予定で第9回新株予約権にて調達された2億9,800万円と、手元資金2億円、本新株式発行で調達する3億2,300万円の順に最大8億2,100万円を暗号資産投資事業の立ち上げ基盤としてのETH購入に充当する予定としている。また新株予約権分の1億4,500万円については2027年1月以降に充当予定とのことだ。
なおトリコは「日本 No.1 イーサリアム運用会社へ」というミッションを掲げ、ETHの戦略的な保有と運用を通じて株主価値を最大化し、日本で最も信頼されるイーサリアムホルダーとして、社会実装を力強く推進することを目指すとしている。
またミントタウンの「Shooting Star1号投資事業有限責任組合」には、起業家の堀江貴文氏や溝口勇児氏の他、イケダハヤト氏が出資表明している。またミントタウン代表取締役である國光宏尚氏はトリコの取締役に6月に就任予定で、それまでの間はトリコのDAT事業アドバイザーとなっている。
参考:TORICO
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