WLFIの米ドルステーブルコイン「USD1」、供給量が30億ドル超に

USD1の供給量が30億ドル超に

米ワールドリバティ・ファイナンシャル(World Liberty Financial:WLFI)提供の米ドル建てステーブルコイン「USD1」の供給量が、初めて30億ドルを突破した。WLFIが12月25日に発表した。

発表によると、USD1は12月25日に供給量がピークで約30億7,000万ドル(約4,793億円)超に達したという。 また、記事執筆時点でUSD1の時価総額は約31億1,000万ドル(約4,862億円)に達している(12月26日16:45 コインマーケットキャップ調べ)。

WLFIはドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領と、その親族が関わる暗号資産(仮想通貨)プロジェクト。USD1は米国政府短期国債、米ドル預金、その他現金同等物により100%裏付けられ、米ドルと1対1で交換できる設計だ。

現在USD1はイーサリアム(Ethereum)、BNBチェーン(BNB Chain)、トロン(Tron)、プルーム(Plume)、ソラナ(Solana)、アプトス(Aptos)、ABコア(AB Core)、マントル(Mantle)、モナド(Monad)、モルフォ(Morph)上に展開されている。

参考:WLFIコインマーケットキャップ
画像:iStocks/wvihrev・olegback

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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