イオレが約1.6億円でビットコイン追加購入、総保有数は約89BTCに

イオレが約1億6,640万円でビットコイン追加購入

暗号資産(仮想通貨)のトレジャリーとレンディングを推進する東証グロース上場企業のイオレが、ビットコイン(BTC)の追加取得を12月12日に発表した。

今回同社は12月5日から12月12日までの期間にて約11.6258BTCを取得したという。購入金額は1億6,640万1,549円で、平均購入単価は約1,431万3,127円とのこと。

これによりイオレのビットコイン累計購入枚数は約89.169314BTCとなった。なお累計平均購入単価は約1,566万8,632円とのことだ。

今回のビットコイン購入はイオレが推進する「Neo Crypto Bank構想」の初期トレジャリー運用の一環として実施されたものだ。新株予約権の行使が進捗したことを受けて行われたという。

「Neo Crypto Bank構想」は、DeFi(分散型金融)等へシームレスにアクセスできる次世代金融プラットフォーム構築を目指すものとなる。

イオレは8月14日、中期経営計画を公表。暗号資産(仮想通貨)金融事業を中核に位置づけた。具体的には、暗号資産トレジャリー(自社による暗号資産の取得・保有)事業と暗号資産レンディング(暗号資産のデッド調達)、2つの戦略的資金調達を推進するとのこと。そして、保有する暗号資産を運用することによって、暗号資産の値上がりによる資産価値の上昇だけでなく、運用収益の獲得をするとした。

参考:イオレ
画像:PIXTA

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田中柊也

「あたらしい経済」編集部
法政大学在学中。web3の革新性に惹かれ、暗号資産やブロックチェーン領域に関心を持つ。現在は制度や規制を中心に学びながら、ニュース制作に携わっている。

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法政大学在学中。web3の革新性に惹かれ、暗号資産やブロックチェーン領域に関心を持つ。現在は制度や規制を中心に学びながら、ニュース制作に携わっている。

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