PayPayポイント運用に「イーサリアムコース」追加、ETH運用の疑似体験が可能に

PayPayポイント運用でETHコース開始

キャッシュレス決済サービス「PayPay」のアプリ内で提供されている「PayPayポイント運用」にて、「イーサリアムコース」が開始された。PayPay証券の完全子会社であるPPSCインベストメントサービスが7月28日に発表した。

「PayPayポイント運用」は「PayPay」のミニアプリで、PayPayポイントを利用した疑似運用体験ができるサービスである。PayPayポイントは「PayPay」の利用により得られ、1ポイント=1円として利用可能だ。

イーサリアムコースでは、ビットコインに次ぐ時価総額を誇る暗号資産であるイーサリアム(ETH)の価格への連動を目指している。口座開設等の手続きを行うことなく、「ポイント運用」で手軽にイーサリアムの疑似運用体験ができるとのこと。

手数料は追加・引き出し時に4.5%程度(随時変動)かかるという。

なおPayPayポイント運用における暗号資産(仮想通貨)に関するコースは2つ目となる。今年1月13日より「ビットコインコース」が提供開始されていた。

PPSCインベストメントサービスによると、暗号資産に連動した複数のコースを提供するのは、疑似運用体験ができるサービスを提供する主要な取扱業者で初めてとのこと。

価格変動性や価格上昇期待の大きい暗号資産に連動するコースの拡充について、多くのユーザーから要望を受けたことを踏まえ、今回のコース追加に至ったとのことだ。

参考:PPSCインベストメントサービス
画像:PIXTA

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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