メタマスク、「Robinhood Connect」統合で暗号資産の購入手段を追加

メタマスクが暗号資産の購入手段を追加

web3ウォレットのメタマスク(MetaMask)に、オンランプ機能「ロビンフッドコネクト(Robinhood Connect)」が統合された。これによりメタマスク内から「ロビンフッドコネクト」を通じて暗号資産の購入が可能となった。メタマスク開発元のコンセンシス(Consensys)が2月6日に発表した。なおオンランプとは、法定通貨を暗号資産に変換することを指す。

「ロビンフッドコネクト」は、株式や暗号資産(仮想通貨)の取引アプリを提供する米ロビンフッド・マーケッツ(Robinhood Markets)提供のサービスだ。昨年4月より提供開始されている。開発者は、同機能をdApps(分散型アプリケーション)に直接簡単に組み込むことができるため、dAppsユーザーは同機能を介して暗号資産を購入および転送し、web3ウォレットに資金が供給できるという。

今回はこの機能がメタマスクの「Buy Crypto」機能へ統合された。なお同機能からは、ペイパル(PayPal)やキャッシュアップ(Cash App)などを通じて暗号資産が購入できるようになっている。

 関連ニュース

参考:コンセンシス
image:Reuters

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【5/17話題】スラッシュがSlash Vプリカ SHOP開始、SECのSAB121覆す決議案が可決など

スラッシュが「Slash Vプリカ SHOP」開始、暗号資産でVプリカ購入可能に、米上院、SECの暗号資産会計ルール「SAB121」を覆す決議案を可決、インド証券取引委員会、暗号資産取引の監督に前向き、準備銀行とは対照的に、仏証券監督当局、投資家にBybitの無登録営業を警告、KuCoin、ナイジェリアの規制準拠に向け一部サービスを停止、米CME、ビットコイン現物取引の提供検討か=報道、リップル、「XRP Ledger」をコスモスのインターチェーンに接続、マスターカードがカーボンクレジットのトークン化における概念実証完了、スタンダードチャータード銀行らと、DTCC、大手銀行らとファンドのトークン化推進する「Smart NAV」の実証実験完了。チェーンリンク活用で

︎マスターカードがカーボンクレジットのトークン化における概念実証完了、スタンダードチャータード銀行らと

決済大手の米マスターカード(Mastercard)が、スタンダードチャータード銀行香港(Standard Chartered Hong Kong:SCBHK)及びその関連会社と、顧客預金およびカーボンクレジットのトークン化における試験的な概念実証(proof-of-concept pilot:PoC pilot)の完了を5月14日発表した