ネットマーブルのweb3子会社MARBLEX、アプトス(APT)と提携

MARBLEXがアプトスと提携

ブロックチェーンゲーム開発のMARBLEX(マーブレックス)が、レイヤー1ブロックチェーンAptos(アプトス)の開発を支援するAptos Foundation(アプトス財団)との戦略的パートナシップ契約を8月24日発表した。

なおマーブレックスは、モバイルゲームを開発・提供するネットマーブルのブロックチェーン専門子会社だ。なおマーブレックスでは、A3:Still Alive(A3スティルアライブ)、二ノ国:Cross Worlds(ニノクニクロスワールド)、The King of Fighters:ARENA(ザ キング オブ ファイターズ アリーナ)の3つのブロックチェーンゲームを提供している。

発表によると今回の提携の目的は、MARBLEXの独自トークンであるMBXとAptosのユーザー間の強固な接続を確立し、Aptosネットワークでしか提供できない拡張性と相互作用の強化を促進するとのこと。

またマーブレックスは今回の提携により、MBXをアプトスのインフラ内で提供を促進するソリューション「MARBLEX WARP Bridge(マーブレックスラップブリッジ)」を導入する下地が整ったと説明している。

なおMARBLEXではこれまでにBNBチェーンとNEAR Protocol(ニアプロトコル)との提携も発表しており、今回のAptosで3つ目のブロックチェーンとの提携になるとのことだ。

またMBXは、国内暗号資産(仮想通貨)取引所Zaif(ザイフ)に10月初旬上場する予定であることが発表されている。なおMBXが予定通りにZaifに上場すれば、国内初の取り扱いになる。

アプトスとは

「アプトス」は昨年10月にメインネットローンチしたL1ブロックチェーン。メタ(旧フェイスブック)のデジタル資産事業ディエム(Diem)の開発チームに所属していたモー・シャイフ(Mo Shaikh)氏とエイブリー・チン(Avery Ching)氏が共同創業したアプトスラボ(Aptoslabs)が開発を主導している。

なお「アプトスネットワーク」の開発言語はディエムが開発した「Move(ムーヴ)」が採用されている。

関連ニュース

参考:MARBLEX
デザイン:一本寿和
images:iStocks/LuckyStep48

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【5/14話題】米コインベースのシステム全体が停止、Tanéがa16z委任でオプティミズムのガバナンスに参加など

米コインベースのシステム全体が停止中、現在は問題調査中、Tanéがオプティミズムのガバナンスに参加、a16z委任受け、米暗号資産団体がPAC発足、連邦議会選の候補支援 会員44万人から資金募る、ユニスワップ創設者が米大統領に暗号資産政策を見直すよう忠告、SECへの批判も、リップル社CEO、米政府がUSDTを標的にしていると発言。テザー社CEOはこれに抗議、Snap to Earn「SNPIT」のトークン「SNPT」、BOBG社で発行が決定、兼松、ブロックチェーン活用「TradeWaltz」で書類保管を全面電子化に、BlockdaemonがUAE進出、アブダビグローバルマーケット(ADGM)に登録、Eigen Layerの「EIGEN」が請求可能に、取引所には未上場、Fireblocks、認可済みカストディアンへのネットワーク提供へ、NYDFS規制下の信託会社設立も、オムニチェーンID認証展開「Layer3」、独自トークン「L3」初回エアドロを今夏実施へ、暗号資産ウォレット提供「エクソダス」、NYSEへの上場が遅延