Zaif、クレジットカード決済で入金可能に。国内唯一の対応へ

Zaifがクレジットカード決済で入金可能に

国内暗号資産(仮想通貨)取引所Zaif(ザイフ)にて、10月中旬ごろよりアカウントへの入金方法としてクレジットカード決済が可能になることが8月23日発表された。

Zaifでは現状、銀行振込・コンビニ決済・ペイジー決済による入金が可能だが、これにクレジットカード決済が加わることになる。

なおこの対応によりZaifは、日本国内において唯一、アカウントへの入金手段としてクレジットカード決済が利用できる暗号資産取引所となる見込みとのことだ。

なお今回の対応は、Zaif運営元のカイカエクスチェンジが、ライフカードおよびソフトバンクの子会社であるSBペイメントサービス(SBPS)と提携し、実施するとのこと。

アカウントへの入金にはカイカエクスチェンジとライフカードの新たな提携カード「Zaif カード」が必要となるようだ。10月中旬のZaifとSBPSのオンライン決済サービスの連携を以って、「Zaif カード」によるZaifアカウントへの入金が可能となる予定とのこと。

なお「Zaif カード」は、本日8月23日から申し込みの受付が開始されている。

同クレジットカードは、利用額に応じてビットコイン(BTC)が付与されるとのこと。年会費は初年度無料で次年度より年会費1,650円(税込)になるという。ただし年間10万円以上利用することで、翌年度の年会費は無料になるとのことだ。

今回カイカエクスチェンジとライフカードは「Zaif カード」の発行開始を記念して、新規入会&カード利用キャンペーンを実施するという。キャンペーン期間中の入会で1,000円分のBTCが進呈される他、「Zaif カード」をショッピングで利用をしたユーザーの中から抽選で最大6,000円分のBTCが進呈されるとのことだ。

なおカイカエクスチェンジおよびSBPSは今年5月、スマートコントラクト決済「Slash Web3 Payments」の開発および提供を行うSlash Fintech Limited(スラッシュフィンテックリミテッド)と業務提携をしている。

同3社はスマートコントラクト決済の普及促進を目的に業務提携を実施。これにより3社は日本市場におけるスマートコントラクト決済に関する企画、開発、運用の検討を共同で行うとのこと。また今後は日本国内でスマートコントラクト決済に関するさまざまな取り組みを連携して進めるとしている。

関連ニュース

参考:Zaif
デザイン:一本寿和
images:iStocks/master1305

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【5/14話題】米コインベースのシステム全体が停止、Tanéがa16z委任でオプティミズムのガバナンスに参加など

米コインベースのシステム全体が停止中、現在は問題調査中、Tanéがオプティミズムのガバナンスに参加、a16z委任受け、米暗号資産団体がPAC発足、連邦議会選の候補支援 会員44万人から資金募る、ユニスワップ創設者が米大統領に暗号資産政策を見直すよう忠告、SECへの批判も、リップル社CEO、米政府がUSDTを標的にしていると発言。テザー社CEOはこれに抗議、Snap to Earn「SNPIT」のトークン「SNPT」、BOBG社で発行が決定、兼松、ブロックチェーン活用「TradeWaltz」で書類保管を全面電子化に、BlockdaemonがUAE進出、アブダビグローバルマーケット(ADGM)に登録、Eigen Layerの「EIGEN」が請求可能に、取引所には未上場、Fireblocks、認可済みカストディアンへのネットワーク提供へ、NYDFS規制下の信託会社設立も、オムニチェーンID認証展開「Layer3」、独自トークン「L3」初回エアドロを今夏実施へ、暗号資産ウォレット提供「エクソダス」、NYSEへの上場が遅延