コインベースの推定評価額は8.2兆円(1株303ドル)

コインベースの推定評価額は8.2兆円(1株303ドル)

暗号資産(仮想通貨)取引所の米コインベース(Coinbase)が、セカンダリー市場での同社の非公開株の取引に基づくと、約8兆2,000万円(770億ドル)の評価を受けていることがコインデスクの報道で2月17日に明らかになった

セカンダリー市場であるナスダック・プライベートマーケットで1株32,046円(303ドル)で精算されているとのことだ。コインデスクによると1週目は1株200ドル、2週目は301ドル、3週目は303ドルで精算されたようだ。

また現在コインベース株は約2億5,400万株が発行済みで、株式公開した際に取引できるようになるようだ。

編集部のコメント

コインベースの1株あたりの株価が毎週高まっていることに注目です。

現在、コインベースの株を売却しているのは元従業員や出資していたベンチャーキャピタルらの可能性が高いです。そして購入しているのは、暗号資産業界外の機関投資家らの可能性が高いです。

個人的に、コインベースは上場時に10兆円の企業評価額を超えるように動いているのではないかと考えています。

コメント:竹田匡宏(あたらしい経済)
(images:iStocks/pgraphis)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

カルシ、米国向けにセイネイティブの「SEI」と「USDC」入出金に対応

米予測市場プラットフォームのカルシ(Kalshi)で、レイヤー1ブロックチェーン「セイ(Sei)」のネイティブトークンSEIおよび同ネットワーク上の米ドル建てステーブルコインUSDCの入出金が可能になり、同資産を用いたイベント契約取引の資金移動ができるようになった。Xより12月3日に発表されている

シタデル・セキュリティーズ、トークン化証券とDeFiに取引所・証券会社規制の適用を提言。業界側から反発の声も

米大手マーケットメイカーのシタデル・セキュリティーズ(Citadel Securities)が、トークン化された米国株式を取り扱うDeFi(分散型金融)プロトコルに対しても、取引所およびブローカー・ディーラーとしての規制を適用すべきだとする意見書を米証券取引委員会(SEC)に12月2日に提出した