暗号資産アセマネ企業グレイスケール・インベストメントの第4四半期の調達額が約3,433億円(約33億ドル)

暗号資産アセマネ企業グレイスケール・インベストメントの第4四半期の調達額が約3,433億円

暗号資産アセットマネジメント企業グレイスケール ・インベストメント(Grayscale Investments)が、第4四半期のファンド調達額が約33億ドル(約3,433億円)に至ったことを1月15日にレポートで発表した。

またグレイスケール・インベストメントのCEOであるマイケル・ソンネンシェイ氏は「グレイスケール ・インベストメンツは1月15日に約728億円(約7億ドル)以上の資金を調達した。第4四半期の勢いは新年に向けて加速しているようだ。そして2021年1月15日は過去最大の単独資金調達日でもありました」と1月17日にツイートしている。

またグレイスケール・インベストメンツが提供するファンドで最も人気なのが、グレイスケール・ビットコイン・トラストで、毎週平均約227億円(約2億1700万ドル)を調達し、第4四半期の成功を牽引している。

編集部のコメント

グレイスケール ・ビットコイン・トラストは1受益証券当たりのビットコイン保有比率がビットコイン市場価格(手数料・費用控除後)に連動する投資成果を目指しています。

適格投資家は、私募により日次の1受益証券当たりビットコイン持分価値で投資できます。受益証券とは、投資信託を購入した投資家の権利(受益権)を表示する証書のことです。 日本では2007年からペーパーレス化による「投資信託振替制度」の下、受益証券の券面は発行されず、保有口数など同等の受益権がコンピュータシステム上の口座(振替口座簿)で管理されるようになっています。

またグレイスケール ・ビットコイン・トラストの受益証券の価格は、毎日午後4時(東部標準時)に、機関投資家取引テクノロジー企業トレードブロック(TradeBlock)が提供するデジタル通貨資産参考レート(Digital Asset Reference Rate)に基づいて決定されています。

そしてグレイスケール ・ビットコイン・トラストの財務諸表はフリードマン社(Friedman)によって毎年監査を受けて、SECへ報告されています。

コメント:竹田匡宏(あたらしい経済)

(images:iStocks/BadBrother)

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あたらしい経済 編集部

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

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