統合完了時に約4億7,300万XRPを保有へ
暗号資産(仮想通貨)「XRP」の保有・運用を手がけるエバーノース(Evernorth)が、特別買収目的会社(SPAC)との事業統合について、株主承認を得たと10月1日に発表した。
統合相手は、ナスダック上場のアルマダ・アクイジション・コープII(Armada Acquisition Corp. II:アルマダII)だ。事業統合は、9月30日に開催されたアルマダIIの臨時株主総会で承認された。
事業統合は、残る完了条件の充足または免除を前提に、10月7日に完了する見込みだ。統合後の会社はエバーノース・ホールディングス(Evernorth Holdings)として事業を行う。同社のクラスA普通株式は、10月8日にナスダックでティッカーシンボル「XRPN」として取引を開始する見込みだ。
発表によると、エバーノースは統合完了時に約4億7,300万XRPを保有する見込みだ。投資家はXRPの現物拠出も行っているという。同社は、XRPに特化した上場トレジャリー企業として世界最大になる見通しとしている。
また、今回の事業統合に伴う現金の調達額は、取引費用控除前で約3億ドル(約474億円)となる見込みだ。この金額には、関連する私募、追加の転換社債による資金調達、SPACの信託口座にある資金が含まれる。
エバーノースの投資家には、アリントン・キャピタル(Arrington Capital)、SBIグループ、リップル(Ripple)、パンテラ・キャピタル(Pantera Capital)、クラーケン(Kraken)、GSRなどが名を連ねる。
エバーノースは、XRPへの投資機会を上場株式を通じて提供することを目指すトレジャリー企業だ。同社は、保有XRPを活用した利回り獲得やXRPのエコシステムへの参加、資本市場での活動を通じ、長期的に1株あたりのXRP保有量を増やす方針を掲げている。
なお、米証券取引委員会(SEC)は8月27日、両社の事業統合に関する登録届出書「フォームS-4(Form S-4)」の効力発生を宣言していた。同届出書の効力発生を受け、アルマダIIは9月30日に臨時株主総会を開催して事業統合の承認を求める方針を示していた。