RevolutがVARAからVASPライセンスの原則承認取得
英フィンテック企業レボリュート(Revolut)が、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイの仮想資産規制当局(Virtual Assets Regulatory Authority:VARA)から仮想資産サービスプロバイダー(VASP)ライセンスの原則承認(In-Principle Approval)を取得したと7月15日に発表した。
今回の承認対象となる仮想資産サービスは、ブローカー・ディーラーサービス、管理・投資サービス、交換サービスとのこと。レボリュートは、関連する最終的な規制承認を取得した後、これらの仮想資産サービスを同社のリテールアプリおよび独立型取引所「Revolut X」を通じてUAEで提供する予定だ。
正式ライセンス取得後にサービスが開始されれば、対象となるUAEの顧客は、規制された枠組みの中でデジタル資産の売買および保有が可能になる。
なおレボリュートが今回取得したのは、正式なVASPライセンスではなく原則承認である。VARAによると、原則承認は、申請者が正式ライセンスの取得に必要な最終要件を満たすための条件付きの承認段階だ。原則承認を取得した事業者は、正式なVASPライセンスを取得するまで、営業開始や仮想資産関連業務、顧客へのサービス提供を禁止されている。
レボリュートのUAE現地法人レボリュートデジタルアセッツFZE(Revolut Digital Assets FZE)責任者のジョセフ・カイル(Joseph Khair)氏によると、今回の承認は、規制された環境で同社の仮想資産サービスを提供するための基盤となるものだという。
なおレボリュートの欧州経済領域(EEA)向け暗号資産サービスを担うキプロス法人レボリュート・デジタル・アセッツ・ヨーロッパ(RDAEL)は、EU(欧州連合)の暗号資産市場規制(Markets in Crypto-Assets Regulation:MiCA)に基づく暗号資産サービスプロバイダー(CASP)ライセンスを、キプロス証券取引委員会(CySEC)から取得している。CySECの登録原簿によると、登録日は2025年10月20日で、ライセンス番号は「CASP001/25」である。
参考:レボリュート
画像:PIXTA