ムーンペイ、AI・金融市場系研究のドーンラボ買収、AI取引ツール提供開始

MoonPayがDawn Labs買収

暗号資産(仮想通貨)決済ネットワーク大手ムーンペイ(MoonPay)が、AI・金融市場系研究ラボのドーンラボ(Dawn Labs)を買収し、AI取引ツール「ドーンCLI(Dawn CLI)」の提供開始を5月11日に発表した。なお買収額は明らかにされていない。

ドーンCLIでは、ユーザーが日常的な英語で記述した取引戦略を、実行可能なコードに変換できるとのこと。また、戦略評価のための調査やシミュレーション、対応する取引プラットフォームでのユーザー指示に基づく取引実行を自動化する設計だという。

さらに、同ツールでは日常的な英語の入力、関連データ・市場シグナルの提示、コード生成・バックテスト、ユーザー指示に基づく自律的な取引実行まで、取引戦略のライフサイクルを管理するとのこと。取引実行の対象は対応する取引プラットフォームに限られ、取引はユーザーの指示に基づくという。

今回の買収により、ドーンラボ創業者ニラージ・プラサド(Neeraj Prasad)氏と同社チームはムーンペイに加わるとのこと。また、同氏はムーンペイラボ(MoonPay Labs)のチーフエンジニアを務めるという。

ムーンペイによると、今回の買収は同社が進める金融サービス向けのAIネイティブインフラ構築の取り組みの一環だという。同社は2月24日、AIエージェント向け取引実行ツール「ムーンペイエージェンツ(MoonPay Agents)」を発表した。また3月13日、同ツールが「レジャー(Ledger)」署名デバイスによるハードウェア署名に対応した。

さらに同社は3月23日、AIエージェント向けウォレット規格「オープンウォレットスタンダード(Open Wallet Standard)」を立ち上げ、5月1日にはオンチェーン残高からステーブルコインを使えるバーチャルマスターカード(Mastercard)デビットカード「ムーンエージェンツカード(MoonAgents Card)」を提供開始した。

参考:ムーンペイ
画像:PIXTA

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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