バイナンスウォレットに予測市場機能が追加、BNBスマートチェーン上の「Predict[.]fun」と連携で

Binance Walletに予測市場機能が追加

海外大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、同取引所提供のウォレット「バイナンスウォレット(Binance Wallet)」に予測市場機能が追加されたと4月9日に発表した。なお、同機能の提供予定は3月31日に発表されていた。

同機能は、BNBスマートチェーン(BNB Smart Chain:BSC)上のオンチェーン予測市場プロトコル「プレディクトファン(Predict.fun)」を通じて利用できるとのこと。ユーザーはバイナンスアプリのマーケットタブから、スポーツ・経済・世界の出来事・カルチャー・暗号資産などの将来の結果について取引が可能となった。なお、この機能は一部の国・地域では利用できない場合がある。

なお、バイナンスは予測市場イベントの作成や管理、取引の相手方には関与しないとしている。イベントの作成および結果判定はプレディクトファンが担う。

予測市場機能の利用には専用の予測アカウントが必要となる。このアカウントは、バイナンスウォレットのキーレス技術を基盤としており、スポット口座や資金調達口座とは分離される。初回利用時に自動的にキーレスウォレットが生成されるとのこと。

取引には、スポット口座または資金調達口座の米ドル建てステーブルコイン「USDT」を使用でき、必要に応じて予測アカウントへUSDTを事前に振り替えることもできる。注文方式は成行注文と指値注文に対応しているという。なお、ガス代はバイナンスウォレットが負担する一方、取引手数料はプレディクトファン側が設定する。

予測市場では、各結果が「YES」または「NO」のシェアとして表され、価格は0.01ドルから0.99ドルの範囲で推移するという。この価格は市場参加者の合意に基づく発生確率を示しており、例えば0.80ドルであれば約80%の確率を意味する。市場確定後は正しい結果のシェアに対して1ドルが支払われる仕組みだ。

プレディクトファンは3月4日、パンケーキスワップ(PancakeSwap)とYZi ラボ(YZi Labs)がインキュベートした予測市場プロジェクト「プロバブル(Probable)」の買収完了を発表した。買収額は公表されていない。プレディクトファンは、この買収を通じて基盤技術や市場設計、執行効率、資本効率の強化を進めるほか、アジア圏でのユーザー接点拡大やBNBエコシステムとの連携強化につなげる予定だ。

参考:バイナンス
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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