ゴールドマンサックス、開示ベースでXRP現物ETFの最大保有機関に

Goldman SachsがXRP現物ETFの最大保有機関に

米大手投資銀行ゴールドマンサックス(Goldman Sachs)が、暗号資産(仮想通貨)エックスアールピー(XRP)の現物ETF(上場投資信託)において、最大保有機関となった。「ブルームバーグ(Bloomberg)」のETFアナリスト、ジェームス・セイファート(James Seyffart)氏が3月10日にXで伝えた。

同氏が公開したブルームバーグインテリジェンスのデータによると、ゴールドマンサックスは、約1億5,381万ドル(約244億円)相当のXRP現物ETFを保有しているようだ。2位は約2,307万ドル(約36.6億円)保有のミレニアムマネジメント(Millennium Management)、3位は約529万ドル(約8.4億円)保有のローガンストーンキャピタル(Logan Stone Capital)となっている。

同氏によると、XRP現物ETFは価格下落局面でも資金流入を維持しており、ローンチ以来の累計流入額は3月4日時点で約14億4,000万ドル(約2,290億円)に達しているという。

なおセイファート氏は、これらのデータがXRP現物ETFの投資家全体を示すものではない点も伝えている。同氏によると、多くの投資家は米証券取引委員会(SEC)へ保有資産報告書「フォーム13F(Form 13F)」を提出していないため、保有者全体は確認できないという。

ゴールドマンサックスは2月10日、SECへ提出した2025年第4四半期のフォーム13Fで、XRPおよびソラナ(SOL)の現物ETF保有額を開示した。

同報告書によると、ゴールドマンサックスは2025年末時点で、XRP現物ETFを評価額約1億5,220万ドル(当時約233億円)、ソラナ現物ETFを評価額約1億890万ドル(当時約167億円)分保有していた。同報告書で確認できる範囲では、同社がXRP現物ETFの最大保有機関となった。なお、これらのETFは同社の保有資産として初めて開示された。

一方で、同社保有のビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の現物ETFについては、前四半期末から保有額が減少した。報告書ベースでは、2025年第4四半期末時点でのビットコイン現物ETFの保有評価額は約10億6,000万ドル(当時約1,625億円)、イーサリアム現物ETFの保有評価額は約10億ドル(当時約1,533億円)となっている。

参考:フォーム13F
画像:Reuters

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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