コインチェックの仮想通貨積立サービスで新たにアルトコイン7種の取り扱いが開始

コインチェックの仮想通貨積立サービスで新たにアルトコイン7種の取り扱いが開始

株式会社コインチェックが、同社運営の仮想通貨取引所Coincheckで提供する「Coincheckつみたて」サービスにて、新たにアルトコイン7銘柄を取り扱い開始することを4月23日に発表した。

同サービスで新たに追加される通貨は、イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)、リスク(LSK)、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ステラルーメン(XLM)で、すでに同サービスで対応しているビットコイン(BTC)と合わせて8銘柄となる。

「Coincheckつみたて」は自動で日本円の入金から仮想通貨の購入までを手数料無料で行うことができるサービス。2019年11月より提供が開始されている。

また同サービスには月に一度だけ買い付けを行う「月イチつみたてプラン」と、日割りで毎日買い付けを行う「毎日つみたてプラン」の2種類が用意されている。

同サービスを利用する際の各通貨への積立金額は10,000円以上1,000円単位で設定が可能。積立金額の上限は各通貨の積立金額の合計で100,000円以下とのこと。

新規7銘柄の初回の積立については、6月8日から開始する予定ということだ。

なお、積立口座内のLSKに関しては、「Coincheckのステーキングサービス(β版)」にて定めている条件を満たした場合に報酬付与対象となる。ただしステーキングサービスの報酬は取引アカウントへ付与されるとのことだ。

編集部のコメント

仮想通貨の積立サービスとは、毎月設定した金額を銀行口座から自動的に引き落とし、仮想通貨を購入するサービスです。仮想通貨の購入は毎月自動的に行われますが、売却やトレードは自由に行うことができます。

積立投資のメリット
積立投資のなかで毎月一定金額を継続して投資する方法をドルコスト平均法といいます。ドルコスト平均法では、商品の価格が低いときに購入量が多くなり、価格が高いときに購入量が少なくなるという特徴があるので、長期的な価格変動リスクを低減させることができます。また自動的に積み立てられていくため、感情に左右されない投資を行うことができます。

積立投資のデメリット
積立投資は初期投資が少なくても始めることができますが、その分、リターンが大きくなるまでに時間がかかります。したがって積立投資は短期的な投資には向いていません。また仮想通貨などの価格変動の大きい金融商品を対象にする場合は元本割れのリスクが常に存在します。

コメント:小俣淳平(あたらしい経済)

(images:dalebor,Panuwat-Sikham)

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あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

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