ネイルサロン運営のコンヴァノ、約25億円でビットコイン(BTC)追加購入

コンヴァノがビットコイン追加購入

ネイルサロン「FASTNAIL」運営の東証グロース上場企業コンヴァノが、ビットコインの購入実施を9月1日に発表した。

同社は25.45億円にて、155BTCを購入。1BTCあたりの平均購入単価は1,642万2,580円とのこと。

今回の追加取得によりコンヴァノが保有するビットコインは合計519.9BTCとなった。ビットコインの累計購入金額は89億円だという。平均取得単価は1,722万734円となっている。

コンヴァノのビットコイン保有戦略の目的は、暗号資産を「企業の価値保全資産」として財務設計に組み込むことで、インフレ耐性・購買力防衛・通貨分散を追及し、ビットコイン保有の価値で同社の株主に最大限の価値を提供することだと伝えられている。

さらにコンヴァノは9月2日、第4回普通社債による調達資金を充当し、総額25億円分のビットコイン購入を決議したことを発表。購入は9月末までに完了させる予定だという。今回の決議は、2027年3月末までに2万1,000BTCを保有することを長期KPIとする「コンヴァノ21,000ビットコイン財務補完計画」の第1段階とのことだ。

また8月27日にコンヴァノは、法定通貨連動型ステーブルコインの企画・開発事業への着手決定を発表した。 このステーブルコイン事業は、国内暗号資産(仮想通貨)取引所コインステートを運営するフィンクス・ジェイクリプト(FINX JCrypto)社との協業を前提に進められるとのことだ。

参考:コンヴァノ
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
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