コインベース、暗号資産デリバティブ取引所デリビットを29億ドルで買収

コインベースがデリビットを買収

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、暗号資産デリバティブ取引所デリビット(Deribit)を買収する契約が締結したと5月8日に発表した。

コインベースは今回の買収により、同取引所が未決済建玉とオプション取引高において、暗号資産デリバティブの世界的リーダーとなると述べている。

発表によると買収額は29億ドル(約4,163億円)。現金7億ドル(約1,004億円)とコインベースのクラスA普通株式1,100万株で構成されているという。株式は、5月9日時点のコインベース株価206.50ドルを基に計算すると、約22億7,150万ドル(約3,158億円)となる。

なおこの取引は規制当局の承認などを経て、年末までに完了する予定とのこと。

また買収完了によりデリビットの創業者であるジョン・ヤンセン(John Jansen)とマリウス・ヤンセン(Marius Jansen)氏は、同社を退任するとのことだ。

両社が買収に向けた協議を進めていることは、3月に「ブルームバーグ」が報じていた。

その際の報道によるとデリビットの企業評価額は、今年1月時点で40億ドル(約6,020億円)から50億ドル(約7,530億円)とのことだった。

なおデリビットは2024年11月29日、アラブ首長国連邦(UAE)において現物およびデリバティブ取引の提供を開始するとともに、すべての業務をドバイ法人であるデリビットFZE(Deribit FZE)へ移行することを発表した。実際に同社の取引サービスは、今年1月1日からUAEで提供されている。

デリビットFZEは、ドバイの規制当局であるドバイ暗号資産規制機関(Virtual Assets Regulatory Authority:VARA)より正式に認可を受けている。

参考:コインベースデリビット
画像:iStocks/metamorworks

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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