YOAKE entertainmentが約1.8億円の資金調達
YOAKE entertainment(ヨアケエンターテインメント)が、総額約1.8億円(125万ドル)の資金調達が完了したことを4月25日に発表した。
この資金調達は、ブロックチェーン技術を活用した次世代エンターテインメントプラットフォームの構築に向けて実施された。
調達方法は、シンガポール拠点のBOBG(ボブジー)実施のYOAKEトークンのプライベートセール、および大手法律事務所監修のもと実施したYOAKE entertainmentによるトークン転換条項付き社債の販売等となる。
また今回の調達は、Next Web Capital(ネクストウェブキャピタル)主導のもと、bitbank Ventures(ビットバンクベンチャーズ)、CREDIT SCEND(クレジットセンド)、ノット、博報堂キースリー、クオンタムリープ・グロース・イニシアティブ、Taisu Ventures(タイスベンチャーズ)、X2Y2が出資参加した。またAstar Foundation(アスター財団)の責任者であるマールテン・ヘンスケンス(Maarten Henskens)氏、Quantstamp(クオントスタンプ)の共同創業者兼CEOのリチャード・マー(Richard Ma)氏、Startale Labsのマーケティング責任者であるローナク・ジェサヴァ(Ronak Jethava)氏などといった個人投資家も名を連ねている。
調達資金は、ソニーグループが提供するブロックチェーン「Soneium(ソニューム)」と「YOAKE」を基盤とした革新的なエンターテインメントプラットフォームの開発の他、グローバル市場を視野に入れた多様なエンターテインメントコンテンツの制作・展開、既存IPコンテンツとの連携強化および新規IPコンテンツ開発による多角的な展開に利用されるとのことだ。
YOAKE entertainmentは、アソビシステム・ツインプラネット・W TOKYO・Y&N Brothersらが設立した合弁会社。主要株主には同4社の他、オフィスノーブおよびソニーグループがいる。
またBOBGは、国内ブロックチェーン事業者に対して、トークンの発行・運用・管理から暗号資産(仮想通貨)上場までを一気通貫で行うシンガポール拠点の企業。今年3月に「Soneium」との連携を開始し、同チェーンで開発・運営されるブロックチェーンプロジェクトのデジタルアセットの発行を支援すると発表していた。
参考:YOAKE entertainment
画像:iStocks/Viktoria-Ruban・BadBrother