VanEck、デジタル資産関連企業に特化したETF「NODE」を5/14にCboe BZXで上場へ

VanEck Onchain Economy ETFが5/14にCboeBZXに上場へ

米資産運用大手ヴァンエック(VanEck)が運用する、デジタル資産関連企業に特化した上場投資信託(ETF)「ヴァンエック・オンチェーン・エコノミー・ETF(VanEck Onchain Economy ETF:NODE)」が、米国の証券取引所であるシーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)に上場される予定だ。ヴァンエックのデジタル資産リサーチ責任者であるマシュー・シーゲル(Matthew Sigel)氏が4月16日にXで報告した。

「NODE」はアクティブ運用型のETFで、デジタル資産に関連する130以上の企業の中から、30~60銘柄を厳選して分散投資する構成となっている。主な投資対象には、暗号資産(仮想通貨)取引所、マイニング企業、データセンターのほか、エネルギーインフラ、半導体・ハードウェア企業、トラディショナルファイナンス(TradFi)の決済基盤が含まれる。

また「NODE」では、暗号資産をバランスシートに保有する企業や、コンシューマー向けサービス、ゲーム関連企業、資産運用会社も投資対象に含まれている。さらにファンド資産の最大25%までは、暗号資産に連動する上場投資商品(ETP)への投資が可能となっている。

なおヴァンエックが米証券取引委員会(SEC)に提出した書類によれば、「NODE」の運用報酬は年率0.69%に設定されており、シーボーBZX取引所での上場予定日は今年5月14日とされている。

参考:SEC
画像:iStock/metamorworks

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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