ディーカレットが現物取引とレバレッジ取引のAPI提供を開始

ディーカレットが現物取引とレバレッジ取引のAPI提供を開始

株式会社ディーカレットが、3月28日より、現物・レバレッジ取引のAPI(Application Programming Interface)提供を開始したことを3月30日に発表した。

同APIを利用することで、プログラムによるビットコインおよび、アルトコインの自動取引を行うことが可能となる。

これまで同社運営の仮想通貨取引所ディーカレットの提供する現物・レバレッジ取引サービスは、PCブラウザやアプリから手動で取引を行う必要があった。

同APIは、プライベートAPIとして提供され、Node.js、Java、 Ruby、 Pythonの4言語に対応しているとのこと。

対応サービスとして、仮想通貨の売買の他、リアルタイムレート・チャート・注文履歴・約定履歴など照会が可能となる。

なお電子マネーチャージ、日本円の入出金振替、仮想通貨の送受等には現在対応しておらず、スマートフォンアプリでは利用不可となっている。

また同APIは、同社PCウェブサイトにログイン後、左メニューの「API」から利用が開始できる。また利用にあたり、APIキー・APIシークレットによる認証が必要となるとのことだ。

APIの詳細はこちら

編集部のコメント

今回のようなAPIは、国内取引所ではすでにbitFlyer、Coincheck、bitbank、Liquid by Quoine、BITPointが公開をしています。各取引所毎に取り扱いの言語や現物取引のみ、パブリックAPIとプライベートAPI共に取り扱いが可能であるなど違いがあります。自身で作成したソフトウェアとこのAPIをつなぎ、取引の自動化をすることによって、あらかじめ組み込んだ取引戦略を元に取引できるようになりますが、あくまでもプログラミングが出来るユーザー向けのサービスにはなるので初心者にはハードルの高いサービスであるかと思います。

コメント:大津賀新也(あたらしい経済)

(images:dalebor,Panuwat-Sikham)

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

カルシ、米国向けにセイネイティブの「SEI」と「USDC」入出金に対応

米予測市場プラットフォームのカルシ(Kalshi)で、レイヤー1ブロックチェーン「セイ(Sei)」のネイティブトークンSEIおよび同ネットワーク上の米ドル建てステーブルコインUSDCの入出金が可能になり、同資産を用いたイベント契約取引の資金移動ができるようになった。Xより12月3日に発表されている

シタデル・セキュリティーズ、トークン化証券とDeFiに取引所・証券会社規制の適用を提言。業界側から反発の声も

米大手マーケットメイカーのシタデル・セキュリティーズ(Citadel Securities)が、トークン化された米国株式を取り扱うDeFi(分散型金融)プロトコルに対しても、取引所およびブローカー・ディーラーとしての規制を適用すべきだとする意見書を米証券取引委員会(SEC)に12月2日に提出した