コインブック、「Nippon Idol Token(NIDT)」保有者に「Global Entertainment Token(GET)」エアドロへ

コインブックがNIDT保有者にGET配布へ

国内暗号資産(仮想通貨)取引所コインブック(coinbook)が、「Global Entertainment Token(GET)」のエアドロップの申し込み受付開始を10月18日発表した。

「GET」は、ゲットエンターテインメント(GET Entertainment)社が新たに発行する暗号資産。同社が17日に発行予定を発表していた。

その発表によると「GET」は、「グローバルエンターテイメント市場をリードすることを目指し、音楽、映画、ゲーム、NFT、ライブイベントなど幅広いエンタメ領域で利用できるトークン」とのこと。発行予定日は日本時間で10月23日20:00。発行枚数は100億枚で取引所への上場は未定とのこと。

「GET」のエアドロは、コインブックの取引口座にNippon Idol Token(NIDT)を保有しているユーザーに行われる予定だ。

ただしエアドロ対象となるのは、10月18日15:00~11月6日11:59:59までに、GETエアドロップ申込ページから申込みを完了したユーザーで、さらに11月6日23:59:59のスナップショット実施時点でcoinbook取引口座に200NIDT(注文中のNIDTを含む)以上の残高を保有されているユーザーとのこと。

なお1NIDTに対するエアドロップ比率は 1:1(NIDT:GET)となっている。最小付与数量は200GETで最大付与数量の制限はない。ただし付与数量小数点の最大桁数は小数点4桁となっており、エアドロップされる「GET」の数量は、スナップショット実施時点のNIDT残高の小数点以下5桁を切捨てた数量になるとのこと。

エアドロ実施日については、現時点では未定とのこと。コインブックは「顧客保護の観点から、本件に関する対応は、法令諸規則に基づく所定の手続きを厳守する必要がある」としており、同取引所への「GET」上場が承認されなければ、エアドロを実施することは、日本の法的に不可能である。

コインブックは、エアドロの実施日および受取方法等の方針が決定次第、改めてアナウンスすると述べている。

参考:コインブック
画像:iStocks/namaki

関連ニュース

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

米DTCC子会社DTC、SECからノーアクションレター取得。規制下のトークン化サービス検証へ

米国の金融市場インフラを担うデポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーション(Depository Trust & Clearing Corporation:DTCC)が、子会社であるデポジトリー・トラスト・カンパニー(Depository Trust Company:DTC)について、米証券取引委員会(SEC)の取引市場部門スタッフからノーアクションレターを取得したと12月11日に発表した

スーパーステートがトークン化株式の直接発行プログラム公開、ソラナとイーサリアムに対応

金融テクノロジー企業のスーパーステート(Superstate)は、イーサリアム(Ethereum)とソラナ(Solana)のブロックチェーン上でトークン化された株式を、米SEC(証券取引委員会)登録の公開企業(上場企業を含む)が直接発行できる新プログラム「ダイレクト・イシュアンス・プログラム(Direct Issuance Programs)」を12月10日に発表した