Mantleが大規模人事を発表、BitGo・Polygon Labs・Goldman Sachs・Bybitらの元幹部採用

Mantleが大規模人事

Mantle(マントル)が、従来の金融とブロックチェーンイノベーションを橋渡しするというビジョンを加速させるため、主要プロダクトへ複数の幹部を任命する新たな人事を2月11日に発表した。

Mantleは、レイヤー2ブロックチェーン「Mantle Network」を基盤にした、DAOによるガバナンスやトレジャリーを含めたWeb3エコシステム。同エコシステムでは、同ネットワークのガストークンおよびガバナンストークン「MNT」が発行されている他、イーサリアム(ETH)のリキッドステーキングおよびリステーキングプラットフォーム「mETH Protocol」を提供している。またMantleがコア・コントリビューターをしているIgnitionのトークンである「Ignition FBTC(FBTC)」もMantleエコシステムを支えている。なおIgnitionは、「Function」として2月13日にリブランディングした。

またその他にもMantleでは、今年に「Enhanced Index Fund」、「Mantle Banking」、「Mantle X」の3つのプロダクトを新たにローンチする予定だ。

「Enhanced Index Fund」はBTC、ETH、SOL、USDで構成されたバスケットファンド。 「Mantle Banking」はフルスイートのブロックチェーンベース金融サービスプラットフォーム。そして「Mantle X」はMantleの領域(財務管理、コミュニティエンゲージメント、オンチェーンリサーチなど)に特化した高度なAIエージェントを展開・管理するために設計されたAI拡張型企業である。

人事について

FunctionのCEOには、以前BitGoのマネージングディレクターおよびグローバルセールス責任者を務めていたThomas Chen氏が参画。13億ドル以上のTVL(Total Value Locked)を持つビットコイン利回りプリミティブの標準であるfBTC(FBTC)の開発を主導することになるという。

Mantle NetworkのChief Growth Officer(最高成長責任者)に就任したのは、Polygon Labsの副社長およびグローバルビジネス開発責任者を務めていたBrian Trunzo氏。同氏はPolygonのL2スタック、CDK、相互運用性プロトコルAggLayerの技術的なビジネス開発を推進した人物だ。

Enhanced Index Fundを率いるために参画したのは、Sohan Sen氏とTim Chen氏の2名だ。Sohan Sen氏はParadigmとParadexのグローバルセールス・ビジネス開発責任者を務める人物。暗号資産業界に移る前は、Morgan StanleyとGoldman Sachsでセールスとストラクチャリングのリーダーシップポジションを務めていたという。同氏はMantleのグループ・ストラクチャード・プロダクツ責任者に任命されたが、Mirana Venturesのパートナーも務めていくという。

Tim Chen氏は、Mantleのグループ戦略責任者として参画。同氏はUAEとサウジアラビアの政府系ファンドが出資するMSA Novoのパートナーを務めた人物だ。

また「Mantle X」を率いるのは、MantleのチーフアルケミストであるJordi Alexander氏とのこと。

そして「Mantle Banking」の開発指導者として、Bybitの共同創業者およびMirana Venturesの創業パートナーであるYaxi Zhu氏が参画するとのことだ。

参考:Mantle
画像:iStocks/Nobi_Prizue

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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