NTTデジタルがGMOメディアと提携、「ゲソてん byGMO」に「scramberry WALLET」導入へ

NTTデジタルがGMOメディアと提携

NTTドコモのweb3を推進する子会社NTT Digital(NTTデジタル)が、ブラウザゲームプラットフォーム「ゲソてん byGMO」を運営するGMOメディアとの提携を9月25日発表した。

この提携により両社は、「ゲソてん byGMO」にNTTデジタル提供のサービス「scramberry WALLET SUITE」を組み込むとのこと。

なお「scramberry WALLET SUITE」は、NTTデジタルが提供している「scramberry WALLET(スクランベリーウォレット)」をはじめとしたデジタル化に必要な機能を、APIおよびSDKとして提供するサービスだ。

GMOメディアが2023年12月から提供を開始した「ブロックチェーンゲームPARK」では、「ゲソてん byGMO」内の既存ゲームや連携サービスをプレイすることによって、暗号資産やNFTの獲得が可能だ。

しかし「ブロックチェーンゲームPARK」のプレイには、デジタルウォレットをユーザー自身で用意する必要があり、ブロックチェーンになじみのないユーザーにとって障壁になっていたという。

「ゲソてん byGMO」に「scramberry WALLET SUITE」を組み込むことにより、既存のUI/UXを維持しながらウォレット機能を提供できるという。これによりユーザーはゲームで獲得した暗号資産やNFTを容易に扱えるとのことだ。

参考:NTTデジタル
画像:iStocks/scyther5・sumkinna

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

米DTCC子会社DTC、SECからノーアクションレター取得。規制下のトークン化サービス検証へ

米国の金融市場インフラを担うデポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーション(Depository Trust & Clearing Corporation:DTCC)が、子会社であるデポジトリー・トラスト・カンパニー(Depository Trust Company:DTC)について、米証券取引委員会(SEC)の取引市場部門スタッフからノーアクションレターを取得したと12月11日に発表した

スーパーステートがトークン化株式の直接発行プログラム公開、ソラナとイーサリアムに対応

金融テクノロジー企業のスーパーステート(Superstate)は、イーサリアム(Ethereum)とソラナ(Solana)のブロックチェーン上でトークン化された株式を、米SEC(証券取引委員会)登録の公開企業(上場企業を含む)が直接発行できる新プログラム「ダイレクト・イシュアンス・プログラム(Direct Issuance Programs)」を12月10日に発表した