破綻した3AC創業者設立の取引所「OPNX」、今月閉鎖へ

今月閉鎖へ

破綻したヘッジファンド、スリーアローズキャピタル(3AC)の創設者らが立ち上げた暗号資産(仮想通貨)及び債券取引所のオープンエクスチェンジ(OPNX)が今月2月に閉鎖となるようだ。ユーザーがXにて共有したメッセージにて2月2日明らかとなった。

同メッセージにてOPNXは、2月に同取引所を閉めることを報告。全ユーザーのために秩序ある閉鎖を行うと伝えている。

ユーザーは2月7日午前8時(UTC、東部標準時間午前3時)までにすべてのポジションを清算しなければならない。その後、プラットフォームは自動的に未決済のポジションを清算するという。

なおユーザーは2月14日までに資金を引き出し、過去のデータを取り出す必要があるとのことだ。

OPNXは破産債権取引のために設立された取引所だ。3ACの共同創設者であるカイル・デイビス(Kyle Davies)氏とスー・チュー(Su Zhu)氏によって、2023年3月に開設された。

3ACは2022年に破綻した最初の大手暗号資産会社で、同年5月に発生したテラUSD(UST)の価格崩壊によって倒産した。同社は同年6月下旬に英領バージン諸島に破産を申請していた。

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images:iStock/Ninja-Studio

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この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者
同志社大学神学部を卒業後、放送局勤務を経て、2019年幻冬舎へ入社。
同社コンテンツビジネス局では書籍PRや企業向けコンテンツの企画立案に従事。「あたらしい経済」編集部では記事執筆を担当。

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同志社大学神学部を卒業後、放送局勤務を経て、2019年幻冬舎へ入社。
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