ビットフライヤーでTポイントをビットコインへ交換可能に、バイナンスがLibraに類似した「Venus」発表、Orbが九州電力へのコミュニティ通貨PF提供などのブロックチェーン・仮想通貨ニュース解説

ラジオ「あたらしい経済ニュース」では、ブロックチェーン・仮想通貨・トークンエコノミーについての最新ニュースの解説を編集部メンバーが平日毎日ラジオ音声でお届けします。またニュースの要点をまとめたトピックスも掲載していますので、ぜひとも1日のニュースのチェックにご活用ください(ラジオの再生はページ下部参照)。

ビットフライヤーとTポイントが提携し、Tポイントからビットコインへの交換が可能に

・株式会社 bitFlyerと株式会社Tポイント・ジャパンが業務提携契約を締結したことを発表

・今回の提携によって、Tポイント 100 ポイントにつき85 円相当のビットコインとの交換が可能になる

・またbitFlyer ユーザーは対象加盟店にてbitFlyer ウォレットでビットコイン決済をすると、500 円の買物ごとにTポイント 1 ポイントが貯まる

・現在の対象加盟店はビックカメラ、ヤマダ電機、HIS、湘南美容クリニック等の一部店舗とのこと

・また、ポイントサービスの開始を記念したキャンペーンが 9 月 30 日(月)23 時 59 分まで実施される

・このキャンペーンは、新たに bitFlyer アカウントを作成し、その他KYC等の対象条件をすべて満たしたユーザーが、抽選で 100 名にTポイント 1,000 ポイント、総計でTポイント100,000 ポイントがプレゼントされるとのこと

Orbが九州電力へのコミュニティ通貨プラットフォーム提供、筑邦銀行が地域通貨「常若通貨」の提供開始

・株式会社Orbが、九州電力株式会社へコミュニティ通貨プラットフォームであるOrb DLTの提供を開始したと発表

・そしれその通貨プラットフォームを核として開発した九州電力のシステム基盤を活用し、株式会社筑邦銀行が通貨発行体となり地域通貨「常若通貨」を開始することも発表

・なお「常若通貨」は2019年8月に開催される宗像国際環境会議にて利用可能となり、宗像への来訪者に地元のお店やアクティビティに足をのばしてもらい、より宗像を知ってもらうという目的で提供される「Orb DLT」を採用したスマートフォン決済サービス

バイナンスがLibraに類似した新たなブロックチェーンプロジェクト「Venus」を発表

・仮想通貨取引所バイナンス(Binance)が、新たにオープンブロックチェーンプロジェクト「Venus」を開発することを発表

・Venusは世界中の法定通貨に固定された、地域版ステーブルコインの開発を目指しており、バイナンス自ら地域版Libraと称している

・Binanceは今回のVenusプロジェクトで、政府、企業、テクノロジー企業、暗号通貨企業やプロジェクトとの新しい提携やパートナーシップを構築し、先進国が活性化することを目指しているとのこと

・今回ホワイトペーパーの公開はされていないが、発表によるとバイナンスはVenus開発の全工程に技術サポートを提供するとしており、既存のインフラを使用するとしていること、ステーブルコインを既に発行していることからBinance Chainの利用が考えられる

日本の有志NEMコミュニティが「NEMを使用した調査研究及び開発」企画コンペ開催

・8月18日に発足された日本の有志NEMコミュニティ「ブロックチェーンNEM実用化研究クラブ」がnemlog内での「NEMを使用した調査研究及び開発」企画コンペを発表

・このコンペは、nemlog内に技術系記事を増やし、また、世に役に立つ可能性がある研究、調査、開発を支援する目的で企画されたとのこと

・コンペへのエントリー締め切りは9月8日24時迄でその後nemlog内でエントリー内容の発表やコメント募集、技術提案、そしてemlog登録者からの投票などを経て11月上旬結果発表がされる予定

・なおもっとも評価の高かった優勝者に調査研究費用として5000XEMの賞金が付与され、さらにこのコンペの詳細記事についた投げNEM分もその優勝者賞金に合算されるとのこと。8月19日現在でその合計額は8800XEMとなっている

・参加対象者はNEMを使用して何か作りたい、2年以内に開発できる個人、個人事業主、法人とのこと。なお期日までにエントリー記事をnemlog内で作成し、タグに「NEMを使用した調査研究及び開発」入れることで企画へのエントリーが可能になる 詳細な概要はこちら 

 

※詳しくはニュース解説は以下のラジオでお楽しみください

ラジオ再生は以下から(再生ボタンを押して10秒程度お待ちください)

Apple Podcastで聴く

Apple の Podcastでも配信しております。以下から購読いただくことで、お気軽にラジオをお楽しみいただけますのでぜひご利用ください。

→Apple Podcastを聴く

https://itunes.apple.com/jp/podcast/id1418374342?mt=2

Android スマートフォンで聴く

Android スマートフォンでもGoogle PlayよりPodcastアプリをインストールいただくことでお気軽にラジオをお楽しみいただけますのでぜひご利用ください。

→Android スマートフォン Podcastを聴く

(images:iStock / artsstock,nisaul-khoiriyah)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

リップル共同創設者、ハリス副大統領の支援団体に15億円相当のXRP寄付 

米リップル(Ripple)社の共同創設者のクリス・ラーセン(Chris Larsen)氏が、米大統領選の民主党候補カマラ・ハリス(Kamala Harris)副大統領を支援する政治活動委員会「フューチャーフォワード(Future Forward)」に、暗号資産(仮想通貨)XRPで新たに1,000万ドル(約15億円)を寄付したとXにて10月22日発表した

【10/21話題】米SECがNYSEとCboeにビットコイン現物ETFのオプション上場を承認、コインブックがNIDT保有者にGET配布へなど(音声ニュース)

ビットコイン現物ETFのオプション、米SECがNYSEとCboeでの上場承認、コインブック、「Nippon Idol Token(NIDT)」保有者に「Global Entertainment Token(GET)」エアドロへ、シンガポールDBS銀行、機関投資家向けに「DBSトークンサービス」導入、ヴィタリックがイーサリアムのスケーリング戦略「ザ・サージ」発表、L1とL2の協力で100,000TPS目指す、DeFiプロトコル「Solv Protocol」が「SolvBTC[.]JUP」提供へ、Jupiterと統合で、イーサリアムOS開発の「ethOS」、dAppストア搭載のweb3スマホ「dGEN1」の事前注文開始、米決済Stripeがステーブルコイン決済「Bridge」を10億ドルで買収か=報道、欧州中央銀行、「ビットコインは早期保有者が富を得て、後発や非保有者は損をするゼロサムゲーム」と指摘