モバイルファクトリー子会社「Quragé Link」リリース、0xがイスラエルのStarkWareと提携、「GBEC Park」が福岡に開設などのブロックチェーン・仮想通貨ニュース解説

ラジオ「あたらしい経済ニュース」では、ブロックチェーン・仮想通貨・トークンエコノミーについての最新ニュースの解説を編集部メンバーが平日毎日ラジオ音声でお届けします。またニュースの要点をまとめたトピックスも掲載していますので、ぜひとも1日のニュースのチェックにご活用ください(ラジオの再生はページ下部参照)。

モバイルファクトリー子会社がDApps を一般的なブラウザで利用可能にするモバイル署名管理サービス「Quragé Link」リリース

・株式会社モバイルファクトリーの 100%子会社である株式会社ビットファクトリーが、DAppsを特定のブラウザに依存することなく、一般的なブラウザで利用を可能にするモバ イル署名管理サービス「Quragé Link」をリリースした

・この「Quragé Link」を DApps に導入することで、一般的なブラウザでの DApps 利用を可能にする

・ユーザーはどのブラウザでDAppsを利用する際も、秘密鍵を入力することなく手元のモバイルに て DApps に連携することができる

・プレスリリースによると、このサービスは特許出願済みとのことで、マイクリプトヒーローズやウォレットバトラーなどのDappsゲームが導入予定とのこと

digglueが教育分野において、日本マイクロソフトと連携を開始

・ブロックチェーンのオンライン学習サービス「EnterChain」を運営する株式会社digglueが日本マイクロソフト株式会社とブロックチェーン教育コンテンツ開発などにおいて連携を開始することを発表

・Microsoft Azureが提供する「Ethereum Proof-of-Authority on Azure」などのBaaSをベースに、ブロックチェーンの技術や必要な機能を学べる環境を共同開発するとのこと

・今後はAzureを活用してブロックチェーンプロジェクトを立ち上げるのに必要なコンテンツを集約したページを立ち上げ、その後はAzureを使った導入支援サービスや資格認定などのサービスを展開する予定

0xがイスラエルのStarkWareと提携

・サンフランシスコに本拠を置く0xは、イスラエルの開発企業であるStarkWareと提携したことが、Coindeskの取材により明らかになった

・StarkWareはStarkDEXと呼ばれるZKP(zero-knowledge proofs)ソリューションをテストしており、1秒間に約500のトランザクションを処理することができる

・0xのマーケティングリーダーは「私たちの目標は、今年の終わりまでに、メインネット上の本番環境でStarkDEXを実現し、人々が実際にこのテクノロジーを使用できるようにすることです」とCoindeskのインタビューで語っている

ヤフーグループの仮想通貨取引所TAOTAOが5月30日からサービス開始

・ヤフーの子会社Zコーポレーションが出資する仮想通貨取引所TAOTAOが、2019年5月30日正午よりサービスを開始する予定であることが、同社ツイッターの公式アカウントで告知された

・TAOTAOはビットアルゴ取引所東京として2017年に仮想通貨交換業者登録とヤフーの出資を受け、2月にTaoTao株式会社に社名変更した会社

EYがブロックチェーンを活用したワインのトレーサビリティプラットフォームを構築

・EYがBlockchain Wine Pte. Ltd.’sにEYのOpsChainを提供し、ワインのトレーサビリティプラットフォーム「TATTOO Wine Platform」を構築したことを発表した

・発表によると、TATTOO Wine PlatformはイーサリアムのERC-721規格を使用して構築されている

・TATTOO Wine Platformはアジア最大のワインセラーのひとつであるHouse of Rooseveltの支援を受けており、中国、日本、韓国、タイ、シンガポールの市場をターゲットにしているとのこと

・フランス、イタリア、スペイン、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、南アメリカ、カルフォルニアの5,000以上の銘柄が扱われ、それぞれの瓶に畑に関する情報や使用した肥料に関する詳細、運搬方法など、独自のQRコードが添付される

・農園からホテルやレストラン(B2B)、顧客(B2C)に直接ワインを販売し、スマートコントラクトを使用して顧客間の投資規格のワイン取引(C2C)も可能になる

ブロックチェーンコミュニティスペース「GBEC Park」が福岡「The Company 中洲川端」内に開設

・プロジェクト創生型ワークスペース&コミュニティの『The Company』を運営する株式会社Zero-Ten Parkが、国内3号店である「The Company 中洲川端」内にて、ブロックチェーンコミュニティスペース「GBEC Park」を開設することを発表

・スペース利用における基本プランは、(1)ブロックチェーン関連の取り組みを行う法人・個人向け「GBEC Park フリー席プラン」(2)ブロックチェーンに関連する学生を対象とした「ブロックチェーンスカラシッププラン(学生限定)」を予定

・GBEC Park フリー席プランは月額15,700円(税別+別途事務手数料)、スカラシッププランは対象となる学生がGBEC Parkのコミュニティサポートやイベントの企画・運営支援を行う代わりにスペースが無料利用できる仕組みで、無料利用期間はGBEC Park コミュニティマネージャーとの個別面談により協議し決定する

・直近のイベントとして、6月4日(火)「Hushhub」にて開催される「Ethereum2.0 Meet up」を福岡会場として中継する。また6月6日(木)に金融庁の三輪純平氏や近畿大学山﨑 重一郎氏、Chaintope CTO 安土茂亨氏、Cryptoeconomics Lab CTO 落合渉悟氏、HashHub CEO 平野 淳也氏が登壇するイベント「金融 × ブロックチェーンテクノロジー」も開催される

「GBEC park」イベント情報

 

※詳しくはニュース解説は以下のラジオでお楽しみください

ラジオ再生は以下から(再生ボタンを押して10秒程度お待ちください)

Apple Podcastで聴く

Apple の Podcastでも配信しております。以下から購読いただくことで、お気軽にラジオをお楽しみいただけますのでぜひご利用ください。

→Apple Podcastを聴く

https://itunes.apple.com/jp/podcast/id1418374342?mt=2

Android スマートフォンで聴く

Android スマートフォンでもGoogle PlayよりPodcastアプリをインストールいただくことでお気軽にラジオをお楽しみいただけますのでぜひご利用ください。

→Android スマートフォン Podcastを聴く

(images:iStock / artsstock)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

リップル共同創設者、ハリス副大統領の支援団体に15億円相当のXRP寄付 

米リップル(Ripple)社の共同創設者のクリス・ラーセン(Chris Larsen)氏が、米大統領選の民主党候補カマラ・ハリス(Kamala Harris)副大統領を支援する政治活動委員会「フューチャーフォワード(Future Forward)」に、暗号資産(仮想通貨)XRPで新たに1,000万ドル(約15億円)を寄付したとXにて10月22日発表した

【10/21話題】米SECがNYSEとCboeにビットコイン現物ETFのオプション上場を承認、コインブックがNIDT保有者にGET配布へなど(音声ニュース)

ビットコイン現物ETFのオプション、米SECがNYSEとCboeでの上場承認、コインブック、「Nippon Idol Token(NIDT)」保有者に「Global Entertainment Token(GET)」エアドロへ、シンガポールDBS銀行、機関投資家向けに「DBSトークンサービス」導入、ヴィタリックがイーサリアムのスケーリング戦略「ザ・サージ」発表、L1とL2の協力で100,000TPS目指す、DeFiプロトコル「Solv Protocol」が「SolvBTC[.]JUP」提供へ、Jupiterと統合で、イーサリアムOS開発の「ethOS」、dAppストア搭載のweb3スマホ「dGEN1」の事前注文開始、米決済Stripeがステーブルコイン決済「Bridge」を10億ドルで買収か=報道、欧州中央銀行、「ビットコインは早期保有者が富を得て、後発や非保有者は損をするゼロサムゲーム」と指摘