ロンドン証券取引所にブロックチェーン企業ETFが上場、バークレイズ銀行のアナリストが「Facebook Coin」の可能性を示すなどのブロックチェーン・仮想通貨ニュース解説

ラジオ「あたらしい経済ニュース」では、ブロックチェーン・仮想通貨・トークンエコノミーについての最新ニュースの解説を編集部メンバーが平日毎日ラジオ音声でお届けします。またニュースの要点をまとめたトピックスも掲載していますので、ぜひとも1日のニュースのチェックにご活用ください(ラジオの再生はページ下部参照)。

ロンドン証券取引所にブロックチェーン企業ETF「The Invesco Elwood Global Blockchain ETF」上場

・10兆円以上の資産を運用する投資顧問会社Invescoが、ブロックチェーン企業に焦点をあてた世界最大規模のETF(上場投資信託)をロンドン証券取引所に上場したことを公表した

・このETFに含まれる企業は、マイニングチップを開発する台湾の半導体製造企業やBTC先物取引を提供するCME Groupなども含まれている

・企業の選定にはBrevan Howardヘッジファンドの共同設立者Alan Howard氏が設立した仮想通貨専門投資顧問会社Elwood Asset Managementが提供する独自企業スコアリングシステムを採用

2021年までに「Facebook Coinによって売上高が190億ドルになる可能性」をバークレイズ銀行のアナリストであるロス・サンドラー氏が指摘

・バークレイズ銀行アナリストのロス・サンドラー氏が、投資家向けにFacebookのステイブルコインについてコメント

・ロス・サンドラー氏はFacebook Coinによって、広告収入以外の収益を得られるようにり2021年までに190億ドルの売り上げが見込まれると予測している

・Facebookのブロックチェーン部門を率いるのは、PayPal前社長David Marcus。買収を行なったChainspaceも含めて非常に大きなチームになりつつある。Instagram、WhatsAppなどを並行して、どのようにFacebookが経済圏を作っていくのか期待が高まる

カカオの子会社「Ground X」がプライベートセールで9,000万ドル調達

・韓国のメッセージングアプリKakaoTalkを運営するカカオのブロックチェーン部門「Ground X」がブロックチェーンプラットホームのリリースを前に9,000万ドルをプライベートセールにて調達したことを米ブルームバーグが報じた

・「Ground X」は自社プラットフォームに、ゲームからサードパーティの旅行用アプリケーション等のサービスを提供する予定 ・韓国の人気ゲーム開発会社Wemade Entertainment Co.、ビデオストリーミングサービス事業者Watcha Inc.、中国の高級旅行代理店Zanaduなど26社と提携

トルコのアンタルヤ・ホームズが仮想通貨で不動産購入が可能に

・トルコ・イスタンブールの不動産代理店のアンタルヤ・ホームズが2018年にビットコイン(BTC)によって9戸の住宅を販売完了

・ウェブサイトに「Pay With Bitcoin」という名前の特別セクションを設け、仮想通貨による住宅購入に関するあらゆる質問に対応

・仮想通貨で住宅を購入したいと考える人に対して、アンタルヤ・ホームズは、最低3万ユーロ(9 BTC)でトルコの住宅を所有する機会を提供している

書籍『日本の給料&職業図鑑』のブロックチェーンと連動したゲーム化が発表

・シンガポールの制作会社Digital Entertainment Asset Pte. Ltd.が宝島社の書籍『日本の給料&職業図鑑』をブロックチェーン・ゲーム化することが「NEO GAME CONFERENCE」にて発表された。ゲームの名称は「Job Tribes」

・このゲームのストーリー構成には樹林伸氏、キャラクターデザインには美樹本晴彦氏らが参加

・「Job Tribes」は複数のゲームタイトルプロジェクトとして進行予定で、第一弾はカードバトルゲーム。体験版を2019年夏ごろに公開予定

・ゲーム内のカードはトップクリエイターたちが描き下ろしたもので、それをブロックチェーンで管理されたデジタルアセットとして所有することができるようになる

VALUが24時間限定の動画配信機能「VALU Stories」リリース

・株式会社VALUが運営するSNS「VALU」で、2019年3月11日(月) に新機能である24時間限定の動画配信機能「VALU Stories」をモバイルアプリ向けにリリース

・この新機能では多くのトークン(VA)を長期的に保有するメリットの創出を狙い、保有するトークン(VA)の数に応じて再生可能な動画と再生回数が決まる仕組み。また、Storiesの動画に対してチップができることで、より多くの支援を行うことができるようになる

・現在VALUのユーザー数はweb版・iOS版を合わせ、約10万人、ユーザーの累計支援総額が10億円を突破している

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(images:iStock /artsstock)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

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