卓球日本代表の張本智和選手、「琉球アスティーダ」入団でFiNANCiEがトークン付与

張本智和選手、「アスティーダトークン」のホルダーに

プロ卓球選手で東京五輪卓球日本代表の張本智和氏が、Tリーグ所属「琉球アスティーダ」入団で「アスティーダトークン」が付与されることが分かった。プロ卓球選手がトークンを付与されるのは世界初になるとのこと。

「アスティーダトークン」は、昨年7月に「琉球アスティーダ」が次世代クラウドファンディングサービス「FiNANCiE(フィナンシェ)」で発行したトークンだ。なお「琉球アスティーダ」所属のパラ卓球選手である八木克勝氏も個人として「YAGI GOLD TOKEN」を発行している。

東京五輪卓球日本代表で男子団体銅メダルを獲得した張本選手は「卓球Tリーグチーム」及び「琉球アスティーダ」において琉球アスティーダスポーツクラブと選手契約を締結したとのことだ。

今回FiNANCiEは、琉球アスティーダスポーツと共に、さらなるコミュニティ活性化の手段として、張本選手に対するトークン付与を開始するとしている。

これにより張本選手は「アスティーダトークン」ホルダーとなり、「FiNANCiE」上の「琉球アスティーダ」ファンコミュニティを盛り上げていく予定とのことだ。また入団を記念し、「アスティーダトークン」特別企画の開催も予定しているとのこと。

なお「アスティーダトークン」は FTとして、金融商品取引法上の有価証券ではなく、資金決済法上の暗号資産(仮想通貨)でもない。

「あたらしい経済」編集部は今回の取り組みに関して、琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社 代表取締役 早川周作氏より以下のコメントを得た。

『この度、我々琉球アスティーダは日本代表エースの張本智和選手と選手契約を締結したことを発表いたしました。張本選手を全身全霊でサポートしながら、入団記念としてアスティーダトークンを進呈し、共に琉球アスティーダのクラブ価値を高めて行きます!』

関連ニュース

パラ卓球「八木克勝選手」がFiNANCiEでトークン発行

卓球プロチーム琉球アスティーダがFiNANCiEでクラブトークン発行

パラスポーツ団体「日本ボッチャ協会」がFiNANCiEでトークン発行

湘南ベルマーレ、FiNANCiEで3回目のクラブトークン発行開始

プロ野球独立リーグの「06BULLS」、FiNANCiEでトークン発行

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

米DTCC子会社DTC、SECからノーアクションレター取得。規制下のトークン化サービス検証へ

米国の金融市場インフラを担うデポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーション(Depository Trust & Clearing Corporation:DTCC)が、子会社であるデポジトリー・トラスト・カンパニー(Depository Trust Company:DTC)について、米証券取引委員会(SEC)の取引市場部門スタッフからノーアクションレターを取得したと12月11日に発表した

スーパーステートがトークン化株式の直接発行プログラム公開、ソラナとイーサリアムに対応

金融テクノロジー企業のスーパーステート(Superstate)は、イーサリアム(Ethereum)とソラナ(Solana)のブロックチェーン上でトークン化された株式を、米SEC(証券取引委員会)登録の公開企業(上場企業を含む)が直接発行できる新プログラム「ダイレクト・イシュアンス・プログラム(Direct Issuance Programs)」を12月10日に発表した