フォビジャパン、XRP保有者へのソロジェニック(SOLO)エアドロップ対応

フォビジャパンがSOLOエアドロップ対応

国内暗号資産(仮想通貨)取引所フォビジャパンが、暗号資産リップル(XRP)保有者を対象とした「SOLOエアドロップ」の対応を実施することが12月23日分かった。国内で同エアドロップの対応方針を発表するのは初となる。

「SOLO(ソロ)」は、リップルの基盤となっている分散型台帳のXRP Ledger上に構築されたトークンで、ソロジェニック(Sologenic)と呼ばれるプロジェクトが発行している。

ソロジェニックは「SOLO」およびソロジェニックのエコシステム拡大に向けた取り組みを進めており、XRP Ledger上に分散型取引所(DEX)やNFTマーケットプレイスを構築している。なおSOLOの時価総額は約900億円となっている(12/24コインマーケットキャップ調べ)。

今回ソロジェニックがエアドロップを行うのは、エコシステムおよびガバナンスへ参加を促すのが目的のようだ。

なお先日21日に、大手暗号資産取引所バイナンス(Binance)も「SOLOエアドロップ」に対応する方針であることを発表している。

フォビジャパンの発表によるとエアドロップに向け、ユーザーのXRP保有量確認のためのスナップショットを12月25日5:00に行うとしている。またスナップショットに伴い、XRPの入出金が同日4:30~6:00まで一時停止となるとのこと。

なおスナップショットの対象となるのはフォビジャパンの口座に10XRP以上保有していることが条件となる。

フォビジャパンがエアドロップにて受け取った「SOLO」のユーザーへの配布やその方法、時期などの具体的なことは、詳細が決まり次第改めて発表があるとのことだ。

なおフォビジャパンはユーザーへの「SOLO」配布について、相当額のその他暗号資産や日本円での対応の可能性があることも説明している。これは「SOLO」が現状国内では取り扱い承認がないことからの可能性であると考えられる。

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参考:フォビジャパンバイナンス
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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