米スクエアが豪上場企業のアフターペイを買収

米スクエアが豪上場企業のアフターペイを買収

米スクエア(Square)が豪フィンテック企業アフターペイ(Afterpay)の発行済み全株式を取得する契約を締結したことを8月1日に発表した。またこの資本取引は株式交換の形で行われ、2022年の第1四半期に取引が完了する予定とのことだ。

アフターペイは後払い(Buy Now, Pay Later:BNPL)プラットフォームの先駆者で、現在グローバルで1,600万人以上の消費者と約10万店の加盟店にサービスを提供している企業だ。アフターペイは2016年にオーストラリア証券取引所に上場している。

リリースによれば、世界中の消費者が後払い(バイナウ・ペイレイター)を好む傾向が大きくなっており、販売主にとって強力な売上成長の要因になっているとのことだ。

両社はより多くの消費者へのアクセスを拡大し、あらゆる規模の加盟店の収益を増加させる魅力的な金融商品・サービスをより良く提供できるようになることを目指していくとのことだ。

スクエアの共同創業者兼CEOのジャック・ドーシー(Jack Doresy)はこの取引に関して次のようにコメントをしている。

SquareとAfterpayは目的を共有しています。私たちは金融システムをより公平で、利用しやすく、包括的なものにするために事業を立ち上げました。私たちはAfterpayと共にCash Appと販売主のエコシステムをより良く結びつけ、販売主と消費者にさらに魅力的な製品とサービスを提供し、パワーを販売主らに取り戻していきます。

アフターペイの共同創業者であり、共同CEOであるアンソニー・エイセン(Anthony Eisen)とニック・モルナー(Nick Molnar)は次のようにコメントしている。

Squareと統合することで、米国および世界での成長をさらに加速させ、新たなカテゴリーの対面型加盟店へのアクセスを提供し、加盟店と消費者に新しく価値のある機能とサービスの幅広いプラットフォームを提供することができます。

私たちの目的とスクエアの目的は完全に合致しており、両社ともお客様のために金融の健全性と責任ある支出を再定義していくことを共に願っています。今回の買収は、オーストラリアの技術分野が重要視されていることを示しています。それは、オーストラリアで生まれた革新的な技術が世界中でより広く共有されているからです。

また当社の株主には、当社のビジョンに合致した革新的な企業の将来の成長の一翼を担う機会を提供します。

 

参考:スクエア
デザイン:一本寿和
images:iStocks/simpson33・Pict-Rider

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

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